「ゼルビアTimes」郡司聡

【短期集中連載・シーズンレビュー2016】最終回/第二次“相馬ゼルビア”3年目。“集大成”の果実

J2復帰初年度を7位で終えた2016シーズン。“相馬ゼルビア”は、チームとしていかなる足跡を刻んできたのか。5回に分けてお届けしている【短期集中連載・シーズンレビュー2016】。第5回の最終回はシーズンの最終盤に焦点を当てる。

▼自らのストロングポイントを認識した終盤戦

8月の公式戦5試合未勝利、リーグ戦7試合勝利なしの“停滞期”を第32節・ツエーゲン金沢戦で乗り越えたFC町田ゼルビアは、敵地に乗り込んだ首位・コンサドーレ札幌とのアウェイゲームでも2-3の接戦を演じた。そしてホームに戻った東京ヴェルディとの『東京クラシック』では中村祐也の2ゴールで先行し、カルフィン・ヨン・ア・ピンが警告2枚で退場処分となりながらも、“急造CB”を務めた左SB・松本怜大の活躍により、2-1で勝ち切った。

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