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「ゼルビアTimes」郡司聡

【★無料公開】J2第9節・町田vs徳島/町田・相馬直樹監督、徳島・リカルド・ロドリゲス監督、前川大河選手、渡大生選手、島屋八徳選手コメント(3,460文字)

■明治安田生命J2リーグ第9節・4月22日(土)15:00キックオフ
町田市立陸上競技場/2,710人
FC町田ゼルビア 0-1 徳島ヴォルティス
【得点者】徳島/10分 前川大河

 

■相馬 直樹監督(町田)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「ゲームが始まる前から雨が降るような天候になってしまいましたが、まずわれわれと一緒に戦うために集まってくださったファン・サポーターの皆さんに感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。ありがとうございます。ただ残念ながら一緒に勝利を喜ぶことはできませんでした。

いま振り返っても、立ち上がりの時間帯がもったいなかったと思っています。そういう意味ではゲームの入り方について、私としても考えないといけないことがあったと思います。ただ、立ち上がりの時間帯を過ぎると、われわれとしてはチャレンジをすること、前に出ていく姿をたくさん見せることができました。前節の横浜FC戦は勝つことはできましたが、実際はそれほど大きな決定機をたくさん作ることはできませんでした。しかし、今日の試合はたくさん作ることができました。それはチームの成長ですし、前進した要素でもあります。

ただそれでも今日の試合で勝てなかったことも事実です。今後に向けて戦い方のバランスも含めて、キワの勝負の部分などを見直したいと思っています。とはいえ、決して頭を下げるようなサッカーをしたわけではないと思っていますので、しっかりと気持ちを切り替えて、次節は水戸さんとのアウェイゲームとなりますが、そこから連戦にも突入していくことになります。次の水戸戦までに良い準備をして、チームに勢いを作れるようにしていきたいと思います」

ーー後半のかなり早い時間帯に選手交代をして、攻撃のテコ入りを図ったと思いますが、それまでのメンバーの機能性という意味ではいかがでしたか?
「決してそういうことではないのですが、相手にとってみれば、選手が代わるということは選手の特徴も変わるので、相手の対応もそのぶん変化します。攻撃に変化を加える意味でより攻撃的に行くための選手交代を決断しましたし、そういう意思やメッセージは自分たちのチームも含めて、相手チームにもそれが伝わるような選手交代になったと思います。その結果、実際に惜しいチャンスを作ることができました。しかし、そこで点を取らないと勝ち点3につながらないので、点を取り切る部分は今後も取り組んでいきたいと思います」

ーー今日の先発メンバーではCBには増田選手もいる中で金聖基選手を選択した理由を教えてください。
「理由の一つはこの前の試合で勝ったということ。攻撃ではやや物足りなさが残りましたが、守備においてはかなりハイパフォーマンスのゲームをしてくれたと思っていますので、そういった理由で(深津)康太と聖基のコンビを選びました」

 

■リカルド・ロドリゲス監督(徳島)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「われわれはいつもどおりのスタイルで攻撃をしかけていくことを考えていましたが、なかなかうまくできずに相手の推進力が次第に増してきたので、このまま勝つことは簡単ではないと判断を下して選手交代を決断しました。その中でCBの選手を入れるなど、ディフェンシブな選手を入れて、試合をうまく終わらせることができるように試合をコントロールしました。無失点で終えることを意識していましたが、もちろん2点目、3点目を取る姿勢も失わずに戦っていましたし、その結果、良い結果を残すことができて良かったと思います」

ーー前節の名古屋戦では決定力が課題とされていましたが、今日の1点は多いですか? 少ないですか?
「前節の名古屋戦に比べると決定的なチャンスは少なかったと思いますが、4本、5本とゴールチャンスがあったものの、それを決め切ることができませんでした。特に入らなかった後半の広瀬選手のシュートも落ち着いて決めていれば良かったのですが、なかなか点が入らなかったです。それから相手のスタイルも分析していたのですが、やはり相手のサイドが空いているので、ボールを奪ってから逆サイドに展開していくプランがありました。しかし相手もそういうことは知っていると思うので、そこをしっかりやらせないように相手も対応してきました。今日はやりたいことがなかなか簡単にはやらせてもらえなかったという印象が残っています。そういった試合でしたが、しっかりと勝ち切って勝ち点3が取れて、かつ無失点で抑えられたことは非常にポジティブだったと思います」

ーー徳島さんの攻撃について、前に選手が出て行く人数も多いですし、スペースを狙う意識も高いチームでしたが、そうした狙いに関しては、パターンを落とし込んでいるのか、選手の判断に任せている部分があるのか。教えてください。
「戦い方に関しては、相手の分析をして、どう攻撃をしたら良いか、それにもとづいて攻撃をしています。例えばこの試合では斜めの逆サイドへの展開や、中盤の選手が背後を突く動きを選手たちに要求してきました。しかし、こう戦えば勝てるチャンスが増すと考えながら試合に臨みましたが、相手がコンパクトで簡単にはそうさせてくれなかったため、苦戦するような形になりました。ただその中でも勝てたことは良かったと思います。別の試合になればどう戦えば勝てるのか、それは異なります。いろいろな戦い方はありますが、それは相手に依存していますので、戦い方は試合ごとに変わってくると思います」

 

■MF 23 前川 大河(徳島)
個人の初ゴールよりも勝利に貢献できたことがうれしい
「プロ初ゴールはうれしいですが、個人の初ゴールというよりも、チームの勝利に貢献できるゴールを決められたことのほうがうれしいです。裏へ飛び出すことやゴールを狙うことは常に監督からも言われていることです。ゴールシーンはすごく良かったのですが、押し込まれる時間帯が長くて苦しかったです。次節以降に改善していきたいです。(得点シーンについて)冷静にゴールが見えていました。トラップをしたときに時間がありましたし、その中でコースも見えていたので、落ち着いて決められて良かったです。連勝したいですし、そのために結果で貢献できればうれしいですが、チームとして勝つことができればもっとうれしいです。

僕の持ち味は間で受けたり、攻撃の起点になること、そしてゴール前で仕事をすることが持ち味です。これからもゴールとアシストなど結果を残せればと思っています。プロ初ゴールを決められたことでもう少し余裕が出るんじゃないかと思います。常にゴールに関わるプレーを意識していますし、『今日こそはゴールを決める』という気持ちで試合に入りました」

 

■FW 16 渡 大生(徳島)
オトリになって2列目の選手が飛び出す形を狙っていた
「今日は僕が1トップのような形だったので、僕がオトリになって相手がオフサイドトラップをかけてくる中で2列目の選手が飛び出すような形を作ることを意識していました。もちろん、自分もFWなので点を取る意識ではいました。ただ今日は自分が点を取るよりも周りに点を取らせることを意識していました。シュートは1本しか打てませんでしたが、決め切れなかったことが悔しいです。

オフサイドになった場面があったけど、それを繰り返すことで相手のディフェンスラインも嫌がると思う。途中から僕が裏へ抜ける動きをしたら、相手もラインを下げて対処してきた。それによって2列目の選手がチャンスを作れました。サイドチェンジを展開はできましたが、後半は押し込まれたので、もっとボールをつないで相手を動かせればもう少し試合をラクに運べたと思います。今日は早い時間帯に点を取れて良かったです。それに尽きます」

 

■MF 11 島屋 八徳(徳島)
相手にとってもっと怖いプレーをできれば良かった
「スカウティングでゼルビアさんが前後左右にコンパクトに戦ってくるので、あえてワイドに取ってサイドを広く使うコンセプトでした。サイドで一度受けて斜めにパスを入れることもそうですし、カットインをしてシュートまで持ち込むシーンは少なかったので、もっと相手にとって怖いプレーをできれば良かったです。(点を取っているイメージが強い町田戦。そして山口でチームメートだった奥山とのマッチアップについて)山口時代はライバルということでやっていたので、点を取りたかったですが、お互いにマッチアップして楽しかったです。クセも分かっていますし、元気にプレーできることを確認できました」

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