【小野路便り】MF 39 重松 健太郎/ウルフの自覚
▼覚悟の言葉
その瞬間、彼は冷静だった。J2第10節、敵地での水戸ホーリーホック戦の92分。相手最終ラインとの駆け引きを制し、裏へ抜け出すと、吉濱遼平のスルーパスを受けた重松健太郎は浮き球のシュートでGK笠原昂史が飛び出して不在となっているゴールへ右足シュートを流し込んだ。1-3から1点差に詰め寄る追撃弾に喜んでいる時間は残されていなかった。試合再開のキックオフを急ぐために、重松はセンターサークルに早くボールを運びたかった。
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