「ゼルビアTimes」郡司聡

【★1ページ目無料公開/マッチプレビュー】J2第11節・ロアッソ熊本戦『3POINT CHECK』

■明治安田生命J2リーグ第11節・5月3日(水・祝)15:00キックオフ
町田市立陸上競技場
FC町田ゼルビア vs ロアッソ熊本

 

【CONTENTS】
●Chapter 01
『清川体制2年目。熊本のチームスタイルとは?』
●Chapter 02
『フィジカルモンスター系ストライカー・グスタボとは?』
●Chapter 03
『総力戦の3連戦第2ラウンド』

 

●Chapter 01
『清川体制2年目。熊本のチームスタイルとは?』

清川浩行監督が2年目の指揮と執っているロアッソ熊本の昨季はシーズン序盤、熊本地震によりチームの活動ができない時期もあったが、熊本は16位で残留を果たし、今季もJ2の戦場で戦っている。町田も今節の試合で熊本地震災害義援金募金など、復興支援活動に取り組む予定だ。

「ベースとしてはオーソドックスな形のサッカーをしてくる」と相馬直樹監督。人数を割いた守備と状況に応じた前からのプレッシング、その両方を使い分けながら、攻撃ではポゼッションで崩す形やカウンターなど、戦況に応じた戦い方を標榜する傾向にある。前節、ホームでの横浜FC戦では1-4の大敗を喫したが、横浜FC戦を迎えるまでは2連勝中とチームは復調傾向にあった。ただし、今節の関しては連戦中のアウェイゲームを考慮し、前節の試合からある程度のメンバー変更が予想されている。

前節の横浜FC戦に出場していたGK野村政孝は、2015年の天皇杯2回戦で名古屋グランパスと対戦した折、名古屋のGKを務めていた選手だ。その試合では終了間際に鈴木孝司がPKを決めて、1-0で町田が勝ち切っているため、野村にとって今節出場すれば、期するものもあるだろう。いずれにせよ、町田にとっては2連敗中で迎えるホームゲーム。「前節、失ったもの(勝ち点)を取り戻すためにも良い準備をしていきたい」と語る指揮官の下、町田は今節、2連敗からの脱出を図る。

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