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「ゼルビアTimes」郡司聡

【★無料公開】相馬直樹監督「ゲーム中に最終ラインを組み替えたが、選手たちは本当によく対応してくれた」+徳島・リカルド・ロドリゲス監督、キム・ジョンピル【監督・選手コメント】

■明治安田生命J2リーグ第34節・9月23日(土)16:00キックオフ
鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム/3,941人
徳島ヴォルティス 2-2 FC町田ゼルビア
【得点者】徳島/73分 渡大生、83分 渡大生 町田/41分 増田繁人、71分 鈴木孝司

 

■リカルド・ロドリゲス監督(徳島)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「前半でプランを立てていたことはある程度できていましたが、セットプレーのピンチから相手に決められてしまいました。失点をして後半に折り返したことが残念でした。後半は攻撃的な選手を二人同時に入れましたが、カウンターから追加点を許してしまいました。2点を決めたことは良かったですし、3点目のチャンスもありました。最後にセットプレーで点を取るチャンスはありましたが、決め切ることができずに逆転には至りませんでした。同点にできたことをポジティブに捉えて戦い続けたいです。ただ簡単なミスで失点をするようなことは減らしていかないといけません」

ーー前半から幅を使った攻撃をできていたと思いますが、右サイドがあまりうまくいっていなかったように見えました。監督はいかがですか?
「おっしゃるとおり、右サイドは苦しみました。その原因の一つが、そこのポジションを本職とする選手がいないことです。途中から山崎選手をワイドのポジションに置きましたが、ただどうしてもボールが入った後の継続性、そこから次のプレーがつながらずに苦戦してしまいました。また相手のラインが高く、裏へパスを出すことができなかったこともその原因の一つだと思っています。

それでも前半に関しては渡選手がポスト直撃のシュートを打ちましたし、清原選手がGKとの1対1のシュートチャンスを作ることができました。しかしチャンスは作れましたが、右サイドは苦戦を強いられたと思います」

ーー前に圧力をかけて戦ってくる町田のやり方が分かった上で戦っていると思いますが、特に守備面でうまくいかなかった点は?
「繰り返しになりますが、1失点目に関してはわれわれの個人的な選手のミスです。2失点目に関しては、どうしても逆転しなければいけない中で攻撃的な選手を入れていましたので、そのリスクの代償を払うことになってしまいました。しかし、われわれのスタイルは攻撃的ですし、サッカーでは相手よりも1点を多く取れば勝利となります。5枚で守っているよりも4枚で攻撃的に戦っているほうが、結果的に失点が少なく勝利を収める時期もありました。

ただ選手の個の視点で見てみると、良かった選手とそうでなかった選手が試合ごとに入れ替わったりしていますので、個人のパフォーマンスを上げていく必要もあります。そういったことも考えています。逆転するチャンスもありましたし、最後は決め切れませんでした。また守り切るべき場面で守り切れなかったことで勝利を逃す結果となりました」

 

■DF 20 キム ジョンピル(徳島)
相手を意識し過ぎたかもしれない
「少し相手を意識し過ぎたかもしれません。戦い方でもありましたが、ロングボールも多かったですよね。もっとボールを保持して中央からしかける形を使えれば、より効果があったかもしれませんが、サイドチェンジやロングボールを多用し過ぎました」

 

■相馬 直樹監督(町田)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「まずは東京のほうからわれわれの応援にたくさんの方々に来ていただきました。そのサポータのみなさんに、ありがとうございましたとお伝えしたいと思います。勝ち点3を持って帰りたかったのですが、最後には苦しい時間もある中でもなんとか勝ち点1を持って帰ることができて良かったと思います。

試合は序盤に深津(康太)が負傷でピッチを離れることになり、攻撃の選手を多めにベンチに準備していたことも含めて、選手たちが10人で戦う時間が10分近くあったと思いますが、そういう中でも選手たちがよく対応してやってくれたと思います。その中で少しゲームを落ち着かせて、セットプレーの流れから先制点を取ることができました。

全体的にも前半から一つ相手にポスト直撃のシュートシーンを作られましたが、それ以外はかなり相手の狙いを抑えながらやってくれたと思います。実際にはゲーム中に最終ラインを組み替えましたが、本当によく対応してくれたと思います。

後半に入るにあたって、1点リードしていますが、徳島さんのいまの状況からすると、今日は最後には勝ち点1という結果でしたが、本当に勝ち点3が欲しい状況であるため、難しくなると考えていました。ハーフタイムに二人の選手を交代させて前から来るという展開に飲み込まれないようにしつつ、自分たちがグループとしてまとまりながら2点目を取りに行くんだという話をして選手たちを後半に送り出しました。そういう中で、かなり相手の攻撃もうまくコントロールしながら、実際にカウンターから2点目を奪えました。

徳島さんは後半から4バックに変えてきて、相手の最終ラインも対応が少し薄くなってきた中で、良い形で2点目を取ってくれたと思います。ただ、あのゴールの後、すぐにセットプレーから失点をしました。最終的に勝ち点2を失ってしまったのは、点を取った後のあの時間帯に取られてしまったことが痛かったと思います。

ホームチームが押せ押せの流れになった中で素晴らしいゴールを決められてしまいました。少しずつ相手のプレッシャーを感じる中で、われわれの守備ブロックに穴が開いてきて、広げられてしまいました。最後はそういう状況を作られた中でのミドルシュートだったと思います。90分間、自分たちがうまく相手を抑えていたときにはコンパクトにできていたのですが、あの時間帯にはそれができずに、あのような素晴らしいゴールを決められてしまい、残念に思います。

ただ、選手たちは最後までもう1点を取るんだという姿勢をピッチの中で出してくれたと思いますし、今日は本当にアグレッシブに戦ってくれました。また仲間が開けた穴をほかの選手がカバーするプレーも多く、最後は自陣に戻りながらゴールを守るというシーンもたくさん見られました。正直、今日の選手たちは良く戦ってくれたと思いますし、これを勝ち点3にできないのは僕の力不足だと思います。残り8試合、こういう戦いを続けながら、これを勝ち点3に変えていけるように頑張っていきたいと思います」

ーー奥山選手を久しぶりにボランチで起用しましたが、彼に期待した部分と実際のプレーはいかがでしたか?
「彼をボランチで起用することで運動量があること、ボールを奪う力があることを最大限に生かしてほしいと思っていました。実際にかなり戻って、CBの前でプロテクトするプレーをたくさんしてくれたと思います。あとは、本人にもゲーム中やハーフタイムに言ったのですが、ボランチのポジションだと前向きにボールを扱い、攻撃のスイッチを入れられる瞬間があるので、そこで何を選択するかによってゲームの流れが変わってきます。ボランチに入ったときに限らず、サイドのポジションのときも同じですが、前向きになる時間が長い中でどういうプレーができるか。相手の嫌がるプレーをできるようになれば、もっと良くなると思っています」

ーー前半は町田さんのほうがチームの調子が良いように見えましたし、徳島のプレスをかいくぐり、前にボールを運ぶことができていましたが、それは研究の成果なのでしょうか?
「われわれのゲームを見ていただければ、あまり変わりないゲームをしていると思います。いつも前にボールを出すということはずっとやり続けていますし、その中で間でターンができるようなことができれば相手にとってもっと怖い、まずは相手の嫌な位置に入っていくことをしつこくやり続けています。僕としては、もっと相手の嫌な位置に入ってほしいです。最終的にフィニッシュは5本ずつと、ボールを前に運んだ割にはシュートまで行けていないのが事実かなと思っています。今後はそのあたりのことをもっと詰めていきたいと思います」

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