「ゼルビアTimes」郡司聡

井上裕大/飛躍の2017シーズン。転機の1年(前編)【スペシャルインタビュー】

J2復帰2年目となった2017シーズン。チームの“心臓”とも言うべき、ボランチのポジションで奮闘した選手が井上裕大だった。選手会長にして副将のパフォーマンスが、そのまま成績にも反映された部分もあるなど、加入2年目の井上にとっては、飛躍のシーズンとなった。中盤の底から見えた今季のチーム状態と好調を維持できた自身のパフォーマンスを、本人の肉声で振り返る前・後編のインタビュー企画。

▼昨季終盤からの変革が飛躍に直結

——チームの成績としては、11勝17分14敗勝ち点50の16位でした。この結果を率直にどう受け止めていますか?
「引き分けのゲームが多く、その中でも勝てる試合もたくさんありました。どちらかと言うと、勝ち点を落としているという印象が強いです。そういった試合をもっと勝ち切れれば、自信も変わっていたと思います。ちょっとした差ではありますが、試合の中での気の緩みが出てしまいました」

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