“グランパスの至宝”・杉森考起のトリセツ(赤鯱新報/今井雄一朗)【特別寄稿】
16歳で名古屋グランパスとプロ契約を締結した杉森考起。今季、最も期待値の高い新戦力である“グランパスの至宝”は、いかなるプレーヤーなのか。名古屋の番記者、赤鯱新報の今井雄一朗さんによる特別寄稿をお届けする。
▼柿谷曜一朗のようになれるかも!?
今年で21歳になる若者だが、プロキャリアは5年目となかなかの中堅選手でもある。しかし見た目はまだまだ若いなと思われる風貌、特にマダム受けしそうなキュートなマスクはそれでもかなり大人びた方なのである。
高校2年生の頃から学校とトップチームの往復を繰り返してきた大器は“グランパスの至宝”と呼ばれ、ジュニア世代の頃から大切に育てられてきた。しかしトップチームの厚い壁に阻まれるなど、過去4年間は鳴かず飛ばずの毎日を過ごしてきた。その彼が5年目にしてようやく実現させた期限付き移籍は、待ち焦がれていた外の世界での“武者修行”である。町田のみなさんには期待してもらいたい。彼はいま、ものすごく燃えているから。
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