「ゼルビアTimes」郡司聡

【★無料公開】痛恨の逆転負け。勝負は運命の第2戦へ【マッチレビュー/Fリーグプレーオフ決勝・名古屋オーシャンズ戦】

■FP 18 西村 祐飛(町田)
チームが勝てなければゴールの価値はない
「イゴールが退場になったことが試合のキーポイントになりました。同点に追いつかれたあとに、少し前に出る気持ちが出過ぎて、カウンターやリスタートでチャンスを作られてしまいました。2戦目のことを考えてリスクを冒し過ぎないほうが良かったのかもしれません。

イゴールも言っていましたが、うまい下手ではなく、気持ちの勝負になるから球際で負けないことや最後まで走り切ることは意識して戦いました。

(ゴールシーンを振り返って)薫さんと(室田)祐希くんが演出してくれて、目の前にボールがあって決めるだけでした。僕のゴールと言っていいのでしょうか……。GKも必死にセービングにきましたが、コースがあったので打つだけでした。

(イゴールが退場処分を受けたあとに声を掛け合ったことについて)まずは3対4の状況でゴールを守り切ろうという声が多かったです。4人に戻るまで失点をしないことがチームとしても盛り上がるポイントだったと思います。

(試合後のロッカールームについて)試合直後なので、多少どんよりした感じはありましたが、明日の試合があるので、前向きな声を掛け合って、失点の場面を振り返って修正をするような話はしました。冷静に話し合って、明日の試合をどうするか。前向きな声が多かったです。

(個人の出来について)点を取りたいと思っていましたが、チームの勝利が最優先です。僕が点を取ったとしても、チームが勝てなければ何も価値がないと思っています。自分の中ではチームに貢献できたとは思っていません。チームが勝てれば、自分も点を取って勝てたことが自信につながったと思います。今日は自分のプレーよりも明日の試合で3点差で勝つことしか考えていません。

一巡目の名古屋戦でけがをしたので、そういう意味で名古屋に絶対勝ちたいという思いで戦いました。プレーオフはどのチームも気持ちを入れてきます。簡単な相手ではないと思っていましたし、難しい試合になると思っていました。そういう意味では想定内の試合でした。絶対に優勝したいという気持ちがぶつかる試合ですからね」

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