「ゼルビアTimes」郡司聡

【★無料公開】奥山政幸「チームとしてやるべきことを徹底した結果、勝つことができた」【FC岐阜戦/選手コメント】

■明治安田生命J2リーグ第19節・6月17日(日)18:00キックオフ
岐阜メモリアルセンター長良川競技場/7,784人
FC岐阜 0-1 FC町田ゼルビア
【得点者】町田/78分 オウンゴール

 

【マッチサマリー】

4連勝中と好調な岐阜の敵地に乗り込んだ町田は、パスワークを基軸とした相手に対して、前からのプレッシングで相手をハメ込むことを標榜。前半の相手のシュートを2本に封じるなど、町田の戦い方は前半から奏功していた。

相手を押し込み、相手陣地でプレーする時間は長かったものの、得点を奪えず、スコアレスで推移した終盤の78分にようやくゴールをこじ開けた。途中出場の平戸太貴によるFKを下坂晃城が右足で合わせると、ゴールの枠は外れていたが、クリアを試みた古橋亨梧のボールがゴールに転がり、オウンゴールを誘発。79分に一発のロングボールから作られた決定機は相手のシュートミスに助けられた。

敵将の大木武監督が「前にボールを運べなかった」と振り返ったように、前線からのプレッシングで自慢のパスワークを封じた町田が1-0の勝利。クリーンシートで今季2度目となるリーグ戦3連勝を成し遂げた。

■奥山政幸
ーーマッチアップした古橋選手は好調でした。マッチアップする上で意識していたことはどんなことですか?
「過度に意識することなく、取り組めたことが逆に良かったのかもしれません。チームとしてやるべきことを徹底した結果、勝つことができました」

ーー今日はサイドでも前からアプローチに行く場面が目立っていました。食いつき過ぎと紙一重な部分があったと思いますが、そのあたりのバランスはいかがでしたか?
「サイドハーフに入った選手がうまくプレッシャーをかけてくれていましたし、僕からはある程度限定することができました。自分としては狙いどころが絞りやすかったですし、1本は裏を取られましたが、裏を取られた場面も最後まであきらめずに対応できました」

ーー今日は地元の愛知県に近い岐阜での試合ということで、奥山選手を応援に来た人もたくさんいたようですね。
「今日は親だけではなく、あまり試合を見に来ない姉もスタジアムに来てくれました。そういった中でチームが勝つ姿を見せられてうれしいですし、良かったです」

ーーこれで公式戦は4連勝です。奥山選手が考える好調な要因は何でしょうか?
「ブレずに戦えている結果ですし、やるべきことがハッキリしている分、やるべきことにコミットして、ハードワークもできています。試合に出ている選手も、出ていない選手も、チーム全員が同じ方向を向いて戦うことができています。それが自分たちの強みかなと思います」

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