「ゼルビアTimes」郡司聡

土岐田洸平&奥山政幸/二人の黒子【ヴァンフォーレ甲府戦/コラム】

■明治安田生命J2リーグ第31節・9月1日(日)18:00キックオフ
山梨中銀スタジアム/6,908人
ヴァンフォーレ甲府 0-2 FC町田ゼルビア
【得点者】町田/17分 中島裕希(PK)、45+3分 オウンゴール

▼秘めたる決意

前節からのJ2暫定首位は変わらず、2012年のJリーグ参入以降、初めてヴァンフォーレ甲府を撃破しても、チーム内に快勝ムードはなかった。相手のシュートミスに助けられたこと、数的優位に立ったあとのゲームの進め方など、多くの反省点が残ったことは否めないが、今節の甲府戦は一つひとつのディテールを積み重ねて勝利の可能性を高めるチームらしい結果でもあった。図らずも、試合後に吉濱遼平が残した言葉にすべてが凝縮されている。

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