「町田日和」郡司聡

【★無料公開】相馬直樹監督「毎試合毎試合、われわれにとって良いものが手に入るわけではない」+大宮・石井正忠監督、清水慎太郎【大宮アルディージャ戦/監督・選手コメント】

■明治安田生命J2リーグ第33節・9月15日(土)18:00キックオフ
熊谷スポーツ文化公園陸上競技場/9,628人
大宮アルディージャ 1-0 FC町田ゼルビア
【得点者】大宮/90+3分 河本裕之

 

■石井正忠監督(大宮)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「まずは今日の試合に入る上で、選手たちには『どういう形であれ、今日は勝ち点3を取る。最後に点を取って勝ち点3を取れれば良い』という話をして、ゲームに入ってもらいました。本当に選手たちは守備の面でも耐えながら、攻撃の面でも相手の背後に出る動きやそこに配給するボールのタイミングなど、そういうことを90分間続けてくれた結果、最後にああいう形で得点が生まれて勝ち点3を取れました。選手たちのハードワークに感謝したいと思った試合でした。

町田さんはシンプルなサッカーをしてきて、それを徹底してくるので、そこで自分たちが耐えられずに失点してしまうと相手のペースになってしまいます。それをしっかり前半のうちからはね返して、後半もそういう形でゲームに入りました。途中からわれわれがこぼれ球を多く拾い始めたことでチャンスができたので、本当に今日は辛抱強く戦えたかなと思っています。こうやって年に一度の熊谷開催でたくさんのサポーターのみなさんの後押しがあったからこそ、最後の最後まで90分間、選手たちも頑張れたと思います。サポーターのみなさんにも非常に感謝したいと思っています」

――決勝点をアシストした河面選手にセットプレーのキッカーとして期待していた部分は?
「いろいろな選手でセットプレーはトレーニングをしているので、あのタイミングでは(大前)元紀がピッチにいなかったため、アキ(河面)が蹴る形になりました。非常に練習のときから良いキックを蹴っていましたし、それが実を結んだかなと思っています。セットプレーのトレーニングは原崎(政人)コーチを中心にやっているので、原崎コーチの指示もあったと思います。アキもその期待に応えるプレーをしてくれたかなと思います」

――後半に押し込んだ時間帯、畑尾選手からの対角線のフィードが非常に効果的だったが、狙いどおりなのでしょうか?
「全体として町田さんはボールサイドにコンパクトに寄る守備の布陣を敷いてくるので、そこでサイドチェンジの形や一つ飛ばして距離の長いサイドチェンジが効果的だということは分かっていました。良いタイミングで使ってくれたなと思っています。必ずそういうフィードをしろというわけではありませんので、ハタ(畑尾)がしっかりと状況を見て判断しながら、正確なフィードを出してくれたんじゃないかなと思います」

――ダビド・バブンスキー選手を初先発させたが、彼の評価は?
「彼に関しては練習から非常に良いパフォーマンスを見せていました。特に個人のプレーが目立ったというよりも、周りとの連係が非常に良かったため、今日はそういう部分を出してもらえたらという期待を込めて先発で出しました。あとは体力面でもどこまで持つのか分からなかったですし、そういう点も込めて先発で使いました。

非常に良いパフォーマンスを出してくれたとは思うのですが、本来は今日のような試合ではなく、もっと足元でつなぐプレーが彼の持ち味だと思います。そのあたりをうまく出すことはできなかったと思うのですが、チームのやるべきことはしっかりやってくれたんじゃないかと思っています」

――前節から塩田選手を先発させていますが、彼がチームに及ぼす影響は?
「彼は本当に経験豊富な選手で、守備ではまず組織を早く整えることができます。やはり守備陣の安定感をもたらしているという部分は大きいと思います。攻撃に関しても後ろからバランスをうまく取れるコーチングをしていますし、そういうフィードのタイミングなど、相手の状況を後ろから冷静に見ていることが、攻撃の部分でもあるんじゃないかと思います。安定感はあると思っています」

 

■清水慎太郎(大宮)
今日のことを次につなげて結果を残したい
「僕が入った時はオープンな試合展開でしたし、マイボールはしっかりと味方につなぐように石井監督に言われていました。それを100%やれたとは言えないけど、やれた部分も多かったと思います。今日のことを次につなげて結果を残したいです」

 

■相馬直樹監督(町田)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「ここ熊谷まで町田からわれわれのサポートをしに、一緒に戦いに来てくれた方々にまずはありがとうございましたとお伝えさせてください。かなりアウェイの状況だったのですが、そういった方々のエネルギーというのは、苦しい時間帯が非常に長かったのですが、そういう中でも選手たちを戦わせてくれたことにつながりました。ありがとうございました。

本当は一緒に喜びたかったのですが、最後にうっちゃられる形になってしまい、非常に残念です。それでも、いま選手たちに話をしてきたように、ここ9試合が負けがない中、リーグ戦の戦いの中で負けが来ないわけはありません。今日本当に選手たちはスタートからよく戦ってくれたと思っていますし、そういう中で敗戦を喫する形になりました。

選手たちは最後までよく粘って戦ってくれましたし、勝ちに持っていくことが苦しい流れになってしまいましたが、その中で最後に押し切られてしまった、うっちゃられてしまう形になりました。ただ頭を下げるようなことはなく、自分たちのやりたいことができていた時間帯は十分にあったので、今後にしっかりと切り替えてやっていくという話を選手たちにしてきました。

毎試合毎試合、われわれにとって良いものが手に入るわけではありません。しっかりと今日のことは今日で終わらせて、また次の試合を迎えられるようにしたいなと思います」

ーー今日は左SBの小島選手が久しぶりに出場しましたが、最終ラインの出来の全体感はどう感じていますか?
「前半の最初に少し全体的なコンパクトさをうまく取れなかったのですが、攻撃の時間が長かったことも含めて、われわれのベンチの前でもありましたし、修正して前半は終えられたかなと思っています。後半は反対側にいって、なかなかコンパクトさを出せない場面が続いてしまったのかなと感じています。そうなったのは小島だけが原因ではないと思っていますし、チーム全体を含めてだったと思います」

ーー時間帯は当然あると思いますが、前半はかなりスペースに出ていく形で、後半は足元につなぐ形が多かったです。選手に伝えたことは何かあったのでしょうか?
「それは選手が判断をしてやってくれていたことです。ただ、その中でパスをつないでもらってもいいのですが、結局は相手の背中を取りに行かないとなかなか攻撃にはならないなと。そういう意味ではなかなか相手の背中を取りに行けなくなってしまったと思っています」

 

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