「ゼルビアTimes」郡司聡

【★無料公開】2019シーズン新体制発表会を実施。夢のJ1へーー。それぞれの覚悟

【夢のJ1へ。スローガンに込められた思い】

J1を「掴み取る」覚悟の表れ

19シーズンのクラブスローガンは『+1(プラスワン)すべては掴み取るために』。クラブの努力次第でJ1ライセンスを取得できる環境にあるため、自分たちの力でJ1を「掴み取る」という意思が反映されたスローガンとなった。ロゴの数字に入った緑は、明治安田生命J2リーグのロゴと同色で、赤は同J1リーグのロゴのそれと同じ色だ。緑よりも赤のほうが比重が多いのは、J1への思いの強さを表しているという。

 

【相馬直樹監督による締めの挨拶】

「昨年の野津田での悔しさが今季の原動力となる」

昨季の最終節・東京ヴェルディ戦。あと1点が届かず、J2制覇を逃した瞬間のことを相馬直樹監督は「何とも言えない悔しさ」と表現した。次こそ頂点に立つために、指揮官は「J1昇格を掴み取るには新たな覚悟で臨んでいく」と話している。「昨年のことは一度忘れなければいけない。良いこと(J2・4位というクラブ史上最高成績)は忘れていきたいです。昨年の延長ではなく、新しいものを積み上げていく。ピッチに立つわれわれがみなさんの心を熱くするような戦いをすることをお約束します」。最後の最後まで、指揮官の言葉には熱がこもっていた。

Photo&Text by 郡司聡(Satoshi GUNJI)

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