「ゼルビアTimes」郡司聡

【★一部無料公開】柏×町田・前日公式会見を実施。開幕連勝スタートを懸けた“前哨戦”で舌戦を展開!?【特別配信・日立台便り】

▼「言えない話しかない(笑)」(柏・大谷秀和)

町田にとっては今季初のアウェイゲームとなる第2節の柏レイソル戦を前日に控えた3月1日、三協フロンテア柏スタジアムで前日公式会見が実施された。柏からはネルシーニョ監督とチーム主将の大谷秀和が、町田からは相馬直樹監督、深津康太が出席。ともに開幕戦を勝利で飾り、連勝を狙う両チーム同士らしく、火花散る“舌戦”が展開された。

選手代表として出席した大谷と深津は、同級生で流通経済大学柏高校にて同じクラスになったこともある旧知の仲。報道陣から今だから話せる当時のエピソードを問われると、深津は柏ユースでプレーしていた大谷が本当にサッカーがうまいのか、疑惑が拭えなかったという。それでも、国体でチームメートとしてプレーし、大谷のうまさに驚愕。それ以来、「尊敬しています」と話した。その一方で疑惑をかけられた大谷は「ここでは言えない話しかない。それはどこかで公表したい」と含みをもたせた。

なお、互いの印象を問われたネルシーニョ監督は現役時代も知る相馬監督に対して、「現役時代には左SBとして、非常に誠実で堅実なプレーをしていた」とコメント。さらに「その姿を思い返すと、いまなぜ一つのチームの監督をやれているのか、しっくりくる」と話し、監督として好印象を抱いていることを口にした。

対する相馬監督は、一時、ネルシーニョ監督が日本代表候補に挙がったことを振り返り、「ネルシーニョ監督に選ばれたらうれしい」と思っていたことを吐露。また川崎フロンターレを率いていた時には苦しめられた印象を抱いているため、「間近での指導を見たことはないので、チャンスがあれば勉強させてもらいたい」と、“ネルシーニョイズム”を肌で感じ取りたい意向を示した。

Photo&Text by 郡司 聡(Satoshi GUNJI)

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