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「ゼルビアTimes」郡司聡

相馬直樹監督「前に行き続けた中で勝ち点3を奪えたことは、今後の自信につながる」+千葉・江尻篤彦監督、クレーベ、佐藤寿人【ジェフユナイテッド千葉戦/監督・選手コメント】

■明治安田生命J2リーグ第20節・6月29日(土)18:00キックオフ
フクダ電子アリーナ/8,691人
ジェフユナイテッド千葉 1-2 FC町田ゼルビア
【得点者】千葉/70分 船山貴之 町田/14分 酒井隆介、87分 ロメロ・フランク

◼︎相馬直樹監督(町田)
――まずは試合の総括をお願いいたします。
「雨も降っているこういう天候の中、町田から千葉まで、われわれのサポートにたくさんの方々に集まっていただきました。もちろん人数はアウェイですから、少ないんですけれども、その中でも気持ちを込めて一緒に戦ってもらったおかげで、こういう結果を得られたのではないかなと思います。あらためて『ありがとうございました』とお伝えさせていただきたいと思います。

われわれは千葉さんと相性が悪いため、とにかく自分たちがチャレンジしようということを選手たちには伝えて、ゲームに入ってもらいました。そういった中で、前半から自分たちのリズムを作れましたし、そういった中から得たリスタートから、先に点を取ることができました。前半にもう1点くらい取れれば、もう少しいい形で試合を進められたと思います。

もちろん、そのままで終わるわけはないと思っていましたし、千葉さんの狙いもハッキリしてくるだろうと思っていました。そういった中で迎えた後半は、選手たちの中にも、かなり前に出る意思はあったのですが、少しずつ、一歩ずつ、遅れる回数が何回か増え始めて、それがちょうど相手の攻撃の形になった時に何度か危ないピンチがありました。そういった中でまさに相手の攻撃の形から追いつかれてしまったという展開になったかなと思っています。

後半も前に出続けろと話をした中で、少しずつ遅れていくことが、今後の夏場の中では起きる現象だと思いますが、そこを吸収し切れなかったですし、そういった部分は今後のわれわれの課題になってくるかなと思っています。

一番は前にもっと強い圧力を掛け続けられるかですが、選手たちは今日に関しても、トライしてくれていたと思います。ただ、いい攻撃で終わるシーンがもっともっとあれば、良かったのかなと思います。実際に後半も高い位置でボールを奪えるシーンも多くありましたし、今後は高い位置で奪ったボールをフィニッシュにしていく。そして高い位置で起点を作った時に、それをゴールにつなげていく。そういったことができれば、もっと楽にゲームを進めていけるようになるのではないかなと、あらためて感じています。

ただ、千葉さんは追いついたことで、ちょっとペースダウンしたところもあったかなという気もしますが、交代出場の選手たちが攻撃にもう一度出るということをやり続けてくれた中で、本当にフランクの素晴らしいアイディアが、あのような場で出るということは素晴らしいと思います。そういったところからゴールが生まれて、勝ち点3を持って帰ることができます。

われわれはずっと勝ちがなかったので、自信を失いかけていたこともあったと思うのですが、今日、前に行き続けた中で勝ち点3を奪えたことは、今後のわれわれにとって非常に大きなことだと思っていますし、これを自信にして、また天皇杯もあります。連戦にはなりますが、選手たちとしっかりこの自信を結果につなげていけるように頑張りたいと思います」

 

――前節の岡山戦と比べて両SBのメンバーを変更しました。そこで彼ら二人に何を期待したのでしょうか? また実際の試合でどのように反映されましたか?
「この前の試合がすごく悪かったかというと、決してそういうわけではないのですが、ただもう一段攻撃に厚みを持たせたかった。やはりSBにボールが前に入った時に、素早く高い位置を取りに行けるか。またマイボールで自分たちの顔が上がった時に、高い位置まで取りに行けるか。そういったことは勇気や自信も関係しますし、攻撃をする上ですごく大事なことになると思います。

ボールを受けるということも含めて、少し変化を求めた中で、実際に追いつかれてからにはなりますが、大谷がグッと前に出て行って、ジョン・チュングンを追い越していく、そんなシーンがあったと思います。後半はあのシーンをどのくらい作れるか。それがポイントになりました。

もちろん相手も特に右サイドのゲリア選手は高い位置まで出てきて、そこからゴールが生まれていることも事実ですし、そういった中で、サイドは守ることもそうなのですが、両SBには攻撃の部分で期待していました。もちろん90分を通して、攻守両面ですべてが良かったということではないんですけど、サイドの攻撃の厚みを今日の試合では出せたのではないかなと思います」

 

◼︎江尻篤彦監督(千葉)
――まずは試合の総括をお願いいたします。
「試合は予想されたように、町田さんの縦に縦にという戦術に前半はちょっと苦しんだ中でセットプレーから失点をしました。あの失点は、もったいなかったなと思います。

前半の途中から、後方でボールを動かしながら、相手の背後とサイドを変えるということを意識したことにより、前半の終盤と後半の立ち上がりは狙いとした部分が表現できました。最後にあのような形でやられてしまって残念に思います。

チームとしては前節の柏戦と比べてハードワークはしてくれていたと思うので、これを勝ち点につなげられなかったことはすごく残念な思いでいます」

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