敵将も脱帽。“ゼルビア・スタンダード”が猛威を振るった理由とは?【ファジアーノ岡山戦/マッチレビュー】
■明治安田生命J2リーグ第29節・8月25日(日)19:00キックオフ
シティライトスタジアム/9,354人
ファジアーノ岡山 0-3 FC町田ゼルビア
【得点者】町田/28分 平戸太貴、67分 森村昂太、75分 ロメロ・フランク
▼勝敗を決定づけた試合の潮目
開始22分だった。
CK崩れの展開から山本大貴が上げたクロスボールに対して、目下J2得点ランクトップのイ・ヨンジェが頭で合わせる。絶体絶命のピンチに、GK増田卓也は右手一本でシュートを阻止。こぼれ球をクリアしようとした藤井航大のキックは左ポストを直撃し、「オウンゴールしかけた」(相馬直樹監督)場面だったが、町田が失点を喫することはなかった。
“一発”のチャンスでゴールを奪われ、一つのミスが失点に直結する。今季、何度も目にしてきた光景だったが、22分の場面は増田のファインセーブと運にも助けられたことにより、試合の潮目は、変わった。
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