「ゼルビアTimes」郡司聡

増田卓也/「運命を感じる」アウェイゲームと中学生時代から追いかけてきた背中【大宮アルディージャ戦/プレーヤーズ・ショート・コラム】

二巡目の対戦からの新たなプレビュー・コンテンツとして、毎節一人の選手に焦点を当てたショートコラム【プレーヤーズ・ショート・コラム】をキックオフ4時間前に更新いたします。キックオフの待ち時間に、移動のお供にご活用ください(※なお、ピックアップ選手の試合出場を確約するものではありません)。

■明治安田生命J2リーグ31節・9月7日(土)19:00キックオフ
NACK5スタジアム大宮
大宮アルディージャ vs FC町田ゼルビア

▼6年前の記憶

NACK5スタジアム大宮のピッチに立ち、ゴールマウスを守るとなれば、“あの日”以来となる。

2013年5月6日。J1第10節・大宮アルディージャvsサンフレッチェ広島の一戦は、増田卓也にとって、J1デビュー戦だった。しかし、試合終盤、ボックス内の局面で富山貴光と激突した増田は頭部を強打し、身動きが取れず、そのままピッチに救急車が入る事態となった。病院への緊急搬送の準備が進められる中、その時だった。大宮サポーターが陣取るゴール裏から、温かい「増田コール」が聞こえてきた。

「J1デビュー戦となった試合でアクシデントが起こってしまった中で、大宮サポーターのみなさまに温かいコールを受けたことを覚えています。ピッチに立つとなれば、あれ以来になりますし、運命めいたものを感じますが、感謝の気持ちを持ってプレーしたいと思います」

(残り 942文字/全文: 1515文字)

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