「ゼルビアTimes」郡司聡

相馬直樹監督「大宮さんのように力のある相手に勝つためには、2点目、3点目を取ることが本当に大事になる」+大宮・高木琢也監督【監督コメント】

■明治安田生命J2リーグ31節・9月7日(土)19:00キックオフ
NACK5スタジアム大宮/9,274人
大宮アルディージャ 1-1 FC町田ゼルビア
【得点者】大宮/73分 イッペイ・シノヅカ 町田/3分 ロメロ・フランク

◽️相馬直樹監督(町田)
ーーまずは本日の試合の総括をお願いします。
「まずは町田からわわれの応援のために、たくさんの方々に集まっていただきました。もちろん大宮さんのサポーターのみなさんもたくさん来てくれて、素晴らしい雰囲気の中でゲームができたことを非常にうれしく思っています。そういう中でわれわれとしては、いい攻撃をたくさん出せたんじゃないかと思っています。あらためて集まってくださったみなさんに感謝したいと思います。

ゲームのほうですが、前回の対戦でも一発で沈んだというわけではないのですけれども、どちらかと言うとわれわれのゲームをしながらも1点を先に取られて、そのまま逃げ切られてしまいました。とても悔しいゲームだったことを覚えています。そういった中で、今日われわれはしっかりと大宮さんにチャレンジする、リベンジするというところで選手たちがいい準備をしてくれて、試合の立ち上がりから先制点を挙げてしっかりと戦ってくれました。

後半も2点目を取らないと難しくなるという話をしながら、選手たちは前に出ていく姿勢を示してくれていたんですけれども、チャンスがありながらも点を取り切れませんでした。やはりサッカーでは決め切ることが大事になってくるということを感じたゲームになりました。そういう中でやはり少し自分たちの時間帯が過ぎたあと、相手の時間帯になり、いい形でサイドを変えられ、チャンスを作られる形になってしまいました。少しそういった流れが見えたところもあったので、手を打ちたいと思っていた時間帯での失点でした。何とか勝ちにしてあげたかったと思っています。

ただやはり、大宮さんは力のある相手ですので、そういう相手に勝つためには、2点目、3点目を取ることが本当に大事になるというのはあらためて感じていますので、またそういったことができるように、しっかりとやっていきたいと思っています。まだゲームは続いていきますので、あと11試合、目の前の相手からしっかりと勝ちにつなげられるようにやっていきたいなと思っています」

 

◽️高木琢也監督(大宮)
――まずは本日の試合の総括をお願いします。
「ここ最近のゲームの中では、非常にいいゲームをしてくれました。ただ結果として追い付いたのですが、勝ちには至らなかったというゲームでした。結果という意味で言えば、惜しいゲームだったと思いますが、それは誰にも予想できないものです。それよりもプレーに関しての部分をしっかり見ていければいいなと思います。

要するに今日のゲームは、本当に入りの時間帯で少しイレギュラーなことが起き、そういうところで失点をしましたが、それからの戦い、そして町田戦に向けて準備してきたことは、ほぼできていたというふうに思っています。これからのゲームももちろんこういう準備をしていけば、そして勝利するためのものを出していけば、結果こそ分かりませんが、確率論として勝つための準備はできていけるというふうに思います。結果としては勝ち切れなかったですが、選手たちのパフォーマンスに関しては十分に満足していますし、本当にこれを続けて残りの試合をやっていかなければいけないなと思っています」

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