「ゼルビアTimes」郡司聡

【★無料公開】来季の新監督にランコ・ポポヴィッチ氏が就任。“ポポヴィッチ・ゼルビア”第二次政権へ【上の原便り】

▼縦パスをスイッチとした“オートマチック・スタイル”

クラブは12月9日、2020シーズンの新監督にランコ・ポポヴィッチ氏が就任をすることを発表した。ポポヴィッチ氏は2011年に町田を率いてJFLを3位でフィニッシュ。翌年2012シーズンはFC東京に引き抜かれる形で首都クラブを2年指揮し、C大阪では14年の半年間、解任されるまでチームを率いた。

ポポヴィッチ監督が標榜するサッカーは、縦パスをスイッチとした“オートマチック”な攻撃的スタイル。FC東京監督時代の守備面に関しては、特に球際の攻防を重要視していたため、その点では“相馬ゼルビア”と似通った部分はある。

上位カテゴリーに請われる形で町田を去ったのは、ポポヴィッチ監督と相馬監督の共通項でもある。11年以来となる“ポポヴィッチ・ゼルビア”の航海は、どんな道のりだろうか。

Text by 郡司 聡(Satoshi GUNJI)

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