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「ゼルビアTimes」郡司聡

計7年の長期政権に幕。相馬体制の終焉①/もどかしき序盤戦。勝利と大敗の狭間で【短期集中連載/シーズンレビュー2019】

昨季の4位からJ1昇格を目指した2019シーズン。通算7年目を迎えた相馬直樹監督は、これまでとは一線を画すチーム作りで目標達成を目指した。しかし、結果は最終節での自力残留で18位フィニッシュ。「望んでいた結果」(増田卓也)には到達できなかった。そして、シーズン終了直後、相馬監督が退任し、来季はランコ・ポポヴィッチ監督の下、「3年以内でのJ1を目指せるチーム作り」(唐井直GM)を目指すことになった。第二次政権6年目で幕を閉じた相馬体制にピリオドが打たれるまでの過程とは。複数回に分けて掲載する。

新加入選手会見に臨んだ9名の新戦力。「粒揃いの戦力が揃った」と唐井直線GM

▼「尖った部分がないと面白くない」

2010シーズンに監督業のスタートとして町田の監督に就任。わずか1年、指揮を執っただけで川崎フロンターレに請われる形で一度クラブを離れたが、相馬直樹監督は2014シーズンに二度目の町田監督就任を果たした。通算6年目の昨季は4位に躍進を果たし、今季はJリーグクラブライセンス制度における審査基準が緩和されたことで、クラブは9月にJ1ライセンスを取得。そのメドが立っていたため、シーズン開幕前には現場のトップとして相馬監督は「J1昇格」を目標に掲げて、19シーズンをスタートさせた。目標達成のために掲げたスローガンは『超える』。ピッチ上で披露するサッカーのディテールを含めて、昨季を超えようとした相馬監督の挑戦が始まった。

ところが、終わってみれば、自力残留の可能性が残ったとはいえ、最終節・モンテディオ山形戦まで残留が確定せず。最終的な戦績は18位。そして相馬体制は通算7年で幕を閉じた。16年のJ2復帰以降、最も苦しんだシーズンとして記憶される19年を、相馬監督というフィルターを通して振り返ることで、2019シーズンレビューに代える。

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