「ゼルビアTimes」郡司聡

インスタライブで新加入会見に臨んだ安藤瑞季「二ケタ得点は取りたい」【上の原便り】

安藤瑞季と共通点があった廣末陸

▼廣末陸との接点

4月17日、J1・セレッソ大阪から育成型期限付き移籍で加入したFW安藤瑞希が、インスタライブでの新加入会見に臨んだ。

柿谷曜一朗や丸橋祐介ら、C大阪のチームメートも視聴参加する中、クラブ広報からの質疑応答に応じた安藤は移籍の決断に際して、元町田戦士・鈴木孝司からの言葉が移籍の要因になったことを明かした。「町田にいた時間があるから今の自分がある」。かつてのエースの言葉が、安藤の心に響いた。

自身のプレースタイルについては、「ゴリゴリと仕掛けて、ゴール前で泥臭く点を取るタイプ」。ウルグアイ代表FWルイス・アルベルト・スアレスや、ベルギー代表FWロメロ・ルカクの動きを参考にし、自分のプレーにも彼らの特徴を取り入れているという。

現在、チームは活動休止中のため、チームメートとの挨拶も済ませていない状況だが、廣末陸とは“釣り”という共通項の下、接点があることも明かした。共通の知人を通じて知り合い、釣りに興じるなど、安藤の地元・大分県津久見市で「ハマチが釣れました」と笑顔を見せた。最後に、インスタライブの締めの言葉として、安藤はこう決意表明している。

「リーグ再開後の目標は二ケタ得点を決めること。町田で試合に出ることでセレッソに戻っても活躍できるような選手になりたいし、J1昇格という目標に向かって、町田のために点を取ります」

真新しいゼルビア・ブルーのユニフォームに袖を通した安藤。新天地での、力強い決意表明だった。

Photo&Text by 郡司 聡(Satoshi GUNJI)

※2ページ目は会見内容を抜粋。

(残り 750文字/全文: 1427文字)

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