【サッカー人気2位】準備が功を奏した部分と修正されない穴 …

「ゼルビアTimes」郡司聡

【★無料公開】29日開催の臨時実行委員会で再開日程を具体的に議論。近隣のクラブ同士でのマッチメークも検討材料に【ニュース】

▼準備期間は最低でも4から5週間

Jリーグは5月22日、第7回臨時実行委員会を開き、実行委員会終了後、村井満チェアマンがメディアブリーフィングに参加した。

 

同日にはNPBとの新型コロナウイルス対策連絡会議を実施。感染症の専門家チームからの進言を鑑みた上で22日の臨時実行委員会では具体的な再開日程などの議論はなされなかったというが、Jリーグ側としては、29日(金)の臨時実行委員会で具体的な再開日程や大会形式を議論したい考えを明らかにした。

 

再開日程決議の方針としては、当面の間は「全国的な無観客試合」がベースになる。再開時期に関しては、選手たちがピッチ上で戦えるコンディションを整えられることを考慮し、チームの全体練習再開を基準に、最低でも4から5週間程度の準備期間が必要との見解を示した。なお全体練習再開には各クラブのホームタウンの緊急事態宣言が解除されていることが前提になるという。

 

さらに選手たちの移動そのものへの負担やストレスを軽減する措置として、再開当初は隣接するホームタウン同士でマッチメークするなど、日程の組み直しが必要であることも村井チェアマンは指摘した。なお県をまたいでの移動は、移動による感染拡大のリスクもあるため、受け入れ先の知事からの許可を得る必要性についても言及。ただし飛行機や新幹線での移動は空調設備の技術の高さから換気性が高く、選手たちの行動・健康管理といった毎日の安全のエビデンス(根拠)に加えて、選手がマスクをして密接に会話しない状況であれば、飛行機や新幹線での移動は大きな危険を伴うものではないという。

 

また試合開催や運営に関してのガイドラインは現在、ドイツ・ブンデスリーガをお手本に作成が進められている。今季からJ1で導入されたVARの実施継続の可否、ブンデスリーガではいち早く採用されている5人交代制の採用などは、今後議論されていく方針だ。

 

政府見解によると、25日にも首都圏と北海道の緊急事態宣言解除に向けた検討がなされる方針の中、第二波、第三波の感染拡大も懸念されている。まだまだ予断は許さないものの、村井チェアマンは「薄陽が見えている」とリーグ再開に向けて、明るい光が差し込んできた心境も吐露している。

Text by 郡司 聡(Satoshi GUNJI)

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