「ゼルビアTimes」郡司聡

宇野禅斗「まだ実感はないですが、ようやくスタートラインに立てました」【2022年加入内定会見】

クラブは11月9日、高校サッカー界の名門校・青森山田高校のMF宇野禅斗が2022年の新加入選手として内定したことを発表した。同日仮契約を済ませた宇野がメディアの取材に応じ、抱負を語った。ここでは丸山竜平スカウト部長の話を交えながら、内定会見のコメント抜粋を紹介する。

■丸山竜平スカウト部長
「このたびは宇野禅斗選手加入内定の運びとなりまして、先ほど仮契約を済ませました。われわれのクラブを選んでいただき、おめでたい舞台にご一緒させていただけていることに感謝申し上げます。現在まで宇野選手の育成に携わってきた青森山田高校の黒田剛監督をはじめ、これまでの指導者の方々、そしてご家族のみなさまに心より感謝を申し上げます。強化部と話をする中で日頃よりコミュニケーションを取らせていただいている黒田監督に10月の中旬に練習参加の打診をさせていただきました。その際のトレーニングでの印象が良くオファーさせていただく流れになりました。

宇野選手に関しては守備能力が高く、ボール奪取能力も高いですし、常に中盤でバランスを保ち、状況判断に優れ、攻撃の起点となる縦パスや展開力のあるパスも出せる選手です。攻守において運動量も多く、チームに貢献している選手です。重要な人間性やパーソナリティーの部分でも十分に伸びる要素を持っている選手なので、非常に楽しみにしています。現在、多くのタレントを誇る青森山田の選手たちの良さを引き出しているのは、彼の存在があるからこそだと感じています。われわれのクラブは2019年にJ1ライセンスを取得し、さらに高みを目指して取り組んでいる中、宇野選手が近い将来、チームの中心選手となり、顔となってもらえるように期待をしています」

 

■宇野禅斗
ーーまずは町田加入を決めた理由と抱負を聞かせてください。
「FC町田ゼルビアに加入を決めた理由は練習参加をさせてもらって雰囲気も良かったですし、中盤の強度の高さを感じました。監督を含め、選手の方々もJ1に上がるんだという強い気持ちを感じて決めさせていただきました。僕は中盤の選手なので、佐野海舟選手や髙江麗央選手がライバルになってきます。ポジションを取れるように努力をしていきたいと思います」

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