「ゼルビアTimes」郡司聡

【★無料公開】森村昂太(クリアソン新宿)/研修、テレアポ、商談、そしてサッカー…。「今振り返ると、激動の1年でした」【インタビュー/前編】

浦安戦でのゴールセレブレーションは町田デビュー戦ゴールに匹敵

▼「苦しい時期を乗り越えられたのは支えてくださった方々のおかげ」

–選手時代から森村さんは礼儀、礼節が整っているタイプでしたが、ビジネスパーソンとして、そのあたりが足りないと思うことはありますか。
「人と人の関わりなので、当然足りないことばかりです。特にメールでは文面でどう伝えるか、それが難しいです。表現の仕方はまだボキャブラリーが少ないですし、相手のことを考えて、どう書けば伝わるか。それをもっと突き詰めないといけないと感じています」

 

–これは読者の方からの質問です。新宿のお気に入りスポットは?
「会社の近くにある「BISTRO FRENCH KISS」は、クリアソンのことを応援してくれていて、料理もおいしいです。「ものぐさや」も、オススメです」

 

–1年間、新宿を応援してくださった方々へメッセージをお願い致します。
「去年1年、苦しいシーズンでしたが、最終的にはJFL昇格という結果をつかみ取ることができました。関東リーグの後期は11連勝しましたが、苦しい時期を乗り越えられたのは支えてくださった方々のおかげです。感謝を申し上げます。またパートナーのみなさまだけではなく、運営で支えてくださっている方々にも感謝しています。

クリアソンはスポンサーやコアなサポーターのことをパートナーと呼んでいるのですが、パートナーのみなさまの存在の大きさを感じられた1年にもなりました。アウェイでの栃木シティ戦では、試合会場に行く前の円陣にZoomをつなぎ一緒に参加していただきました。そうして、みなさんに勇気をもらい、一つにつながることで結果を残せたという実感があります。クリアソンらしいつながりを22年も発揮できると思うので、変わらずにサポートしていただけたらと思います。よろしくお願いします」

 

–クリロナ(クリスティアーノ・ロナウド)のゴールセレブレーションを、22年は何回見せていただけますか。
「笑。あれはブリオベッカ浦安戦でした。前期は0−3と、コテンパンに負けていて、後期ではなんとかリベンジを、と臨んだ試合でした。チームにとって勝ち越し点だったため、うれし過ぎました。22年では何回見せられるか分かりませんが、毎試合全力で戦いたいと思います」

 

–ゴール後、あれほど興奮した森村選手は、町田デビュー戦となった15年の琉球戦以来、見ていないです。
「あれは町田での初ゴールでした。やっぱり所属したチームでの初ゴールは、格別なものですね」

(後編へ続く)

Interview by 郡司聡(Satoshi GUNJI)

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