「ゼルビアTimes」郡司聡

森村昂太(クリアソン新宿)/好奇心で飛び込んだ新たな領域。仕事とサッカー、結果と理念の“両立”は…【インタビュー/後編】

2020シーズン限りで町田を退団した森村昂太は、クリアソン新宿で新たなキャリアをスタートさせた。ビジネスパーソンとサッカー選手、二足の草鞋を履く格好となった1年目の21シーズンはピッチ上において、チームがJFL昇格という一つの大きな成果を手にした。そんな森村の新キャリア1年目はどうだったのか。本人直撃のロングインタビュー後編は、クリアソン新宿との出会いに始まり、サッカー選手・森村昂太に迫った。

岡本達也との出会いがクリアソン入りのきっかけとなった

▼「自分の住んでいる世界の小ささに打ちのめされた」

–クリアソンとの出会いの出発点は、共通の知人の結婚式で岡本達也さんと出会ったことだとか。面識がなかったのに、余興に引っ張り出されたと聞きました。
「リハーサルもなく、壇上に引っ張り出されてまるで“地獄絵図”でした(苦笑)。町田に移籍してきた年末(2015年)のことです」

 

–そこからクリアソンの話を耳にするようになったのですね。
「福岡に在籍している頃から英会話教室へ通っていたように、学習意欲はありました。外に目を向けるタイミングでもあったので、16年の年始ぐらいのタイミングでクリアソンの勉強会に参加しました。元プロ選手の岡本がやっているとなれば、参加を断る理由がないぐらいの気持ちでした」

 

-勉強会を受けた第一印象は?
「自分の住んでいる世界の小ささに打ちのめされました。こんな世界があるとは…と驚かされたというか。セミナーが夜の開催で練習後に参加していたので、体力的には厳しかったですが、毎年3、4回は参加した記憶が残っています」

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