宇野禅斗/「日常を変える」。世界を体感したティーンが挑む領域【コラム】
フランス遠征から町田での日常に戻ってきた宇野禅斗
▼「日常の取り組みはまだまだ甘かった」
久しぶりの日本の空気は、やはり違った。フランスの空気をディスっているわけではない。母国のそれが落ち着くのは、10代の選手にとっては当然のことだろう。
「空気が違いますね。日本は適度に湿度もあって、澄んでいる感じがしますし、何よりもご飯がおいしいです」
朝食はご飯派であるように、宇野禅斗は大の“和食党”。現地では日本食に寄せてくれたフードを摂取していたが、本場のものとはやはり比較にならない。
宇野はU-19日本代表メンバーの一員として、フランス遠征に参戦。かつてトゥーロン国際大会として名が知られていた大会は名称がモーリスレベロトーナメントに変わった。その中で今回は2023年にインドネシアで開催されるU-20W杯を目指すチーム強化の一環として、U-19代表が参戦した格好だ。
宇野はグループステージ初戦のアルジェリア戦と第3戦のコロンビア戦で先発フル出場。そのほか第2戦のコモロ戦には後半頭から出場し、5位・6位決定戦・アルゼンチン戦は出番がなかった。
なおスタンドには宇野の横断幕が登場。
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