松本雷鳥通信

【雷鳥報道・マツモト】天皇杯2018長野県予選準々決勝レポート:県予選再開。

●第23回長野県サッカー選手権大会(天皇杯県予選)準々決勝
4月15日(日) 於:松商学園総合グラウンド(セントラル開催)

昨年に3回戦を行った後、冬季中断を経て迎えた先日、県大会の準々決勝が行われた。年度を跨いだため各チームで移籍や卒業入学による選手の入れ替わりがあり、3回戦時とは戦力が異なる。リーグ戦が始まったばかりの時期は、新戦力が馴染むのがより早いチームが有利だろう。

・松本大学サッカー部 2-0 アンテロープ塩尻(10:00KICKOFF)
中信対決の松本大対塩尻は春雨が降る中で開始。
前半は塩尻の前線が積極的にボールホルダーにプレスを仕掛け押し気味な展開。しかし松大もGKの好セーブで凌ぎつつ、攻勢に転じる。シュートの機会が増えてきた27分、コート中央で球を収めた松大が右サイドへ展開すると同時に一気に攻め上がり、塩尻の守備ブロックが出来る前にサイドライン際から精度の高い低弾道のロングクロスを入れ、ファー側のポスト際へフリーで飛び込んでゴール。

金色のユニフォームの松大が、クロスに合わせて滑り込みシュート

後半、松大が積極的に仕掛けるが、塩尻の守備が堅くブロック外からのシュートは枠外へ。ドリブルで切り込んでもGKの守備範囲で崩しきれない。同点に追いつきたい塩尻は守備ブロックを生かして攻撃へ転じるが、シュートに至る前に自らのファウルで攻撃を途切れさせる場面が多い。
後半終了間際、松大が思い切って蹴ったグラウンダーのシュートが塩尻DFに当たり、弾道が大きなループに変化してGKが取れないコースに決まる。

松大のシュートが塩尻DFに当たり、弾道が変化してゴール

ダメ押しの1点を加えて2-0で松本大が勝利。

・FC中野エスペランサ 3-6 アルティスタ浅間(13:00KO)
地域リーグ2部対1部の戦いは前半早々から乱打戦となった。
開始直後、ロングクロスの処理に中野が失敗しオウンゴールで0-1。中野の前線は浅間の最終ラインへ積極的にプレスを仕掛け攻勢に出る。5分にサイドからのクロスにファーで合わせるゴールで同点にすると、16分にもFKをヘッドで合わせて逆転ゴールを決める。

赤の中野が頭で地面に叩き付けた球が、ループ気味にGKを越えてゴール

直後の17分、浅間のシュートは中野GKが弾くも、クリアボールを押し込んで2-2の同点。その後、オウンゴールとPKを確実に決めた浅間が再逆転し2-4とする。

GKのクリアボールを、白の浅間がダイレクトでシュート

諦めない中野は36分にCKを得る。精度の高いキックでファーに合わせてヘディングシュートが決まり1点返す。前半終了間際には浅間がFK獲得。ロングキックをピンポイントでターゲットに合わせてゴールし3-5で前半終了。
HTに浅間が選手交代でポストプレーに長けたFWを投入。後半5分に自陣から展開した左サイドがPA横まで持ち上がり、入れたクロスに合わせて浅間FWが決め3-6に。

横からのクロスに浅間のFWが2枚、ニアとファーへ頭から突っ込み6点目

中野は前半よりも自陣寄りで守りつつチャンスを伺う。前線からのプレス回数こそ減ったが、ここぞの時の寄せは素早い。カウンターに対しGKが思い切って出て阻止するなど、これ以上の浅間のゴールは許さず。浅間も中野の守備時間を増やすことで得点機会を減らし3点差のまま試合終了。

勝ち進んだ2チームは準決勝で対戦する。日程と会場は以下の通り。
4月22日 於:松本市サッカー場
松本大学サッカー部 対 アルティスタ浅間 15:30KO

前年の準決勝と同じカードになったが、浅間に対して松本大がどう立ち向かうか。今年のリーグ戦を占う意味でも楽しみな一戦だ。
勝利チームは、5月13日の決勝戦でスーパーシードのAC長野パルセイロと対戦する。
(文・写真/すぎほし りょう)

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