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松本雷鳥通信

【雷鳥報道・マツモト】白熱の松本大学ダービー -2019年天皇杯長野県予選準決勝レポート-

第24回長野県サッカー選手権大会(天皇杯長野県予選)準決勝
4月21日(日)FCマツセロナ1-3松本大学サッカー部(11:00KICKOFF/伊那陸上競技場)
得点者:12分片岡優人(マツ)51分菊野周作(松大)延長前9分小澤拓真(松大)延長後1分平澤拓実(松大)

昨年11月に4回戦までを消化し、冬季中断後の4月14日に再開した天皇杯の県予選準々決勝ではアップセットが発生。北信越リーグ1部のアルティスタ浅間に、2部のFCマツセロナが引き分け即PK戦で勝利した。マツセロナのトップチームである松本大学サッカー部が、北信越2部のアンテロープ塩尻を下しており、準決勝は『松本大学ダービー』となった。

春の花満開の伊那陸メインスタンド。松本大学の横断幕の前で両チームの選手が並ぶ

トーナメントの組み合わせ順ではマツセロナがホーム扱いとなるが、ユニフォームはマツセロナが2ndの白ユニ、松大トップがゴールド(金)の1stユニを使用。
マツセロナは松大のセカンドチームに、松大トップの主力だった卒業生を加えた混成チームで、監督は選手兼任。両者とも「今年の新1年生を加えてチーム構築中」(松本大・齊藤監督)とのこと。
試合は互いにほぼ同じシステムと戦術で、パスワークとドリブルで切り込む攻撃に対し、素早いプレスでボールを奪い返す守備で応酬する。接触で痛んだり足をつったりと担架が何度もピッチに入る程に遠慮の無い激しい戦いとなった。

サイド際でボールを奪い合う

試合前半は「手の内を知られていて、やりにくい相手」(齊藤監督)であるマツセロナが厳しく当たりに行く守備からボールを保持すると、松大の守備ブロック中へ切り込みシュート、先制点を奪う。マツセロナはリトリートした堅い守備で松大の攻撃を凌ぎ1点リードで前半終了。

白ユニフォームのマツセロナの先制シュート

松本大は後半、マツセロナが最終ラインを押し上げた時にカウンターで攻め上がり、ゴール前の守備が崩れたところを逃さずシュート。同点にする。

金の松大が同点のシュートを打つ

時間経過と共にプレス強度が落ちると、ショートパスだけでなくサイドチェンジや縦方向へのロングボールも増えて、互いにオープンな展開となる。カウンターチャンスや、FKからのセットプレーもあったが、追加点はないまま後半終了し20分の延長戦に突入。
90分間のハードワークの後で、切り替え時の瞬発力と走力が落ちたマツセロナに対し、松大のほうが余力があった。延長前半には、サイドから入れられた浮き球クロスを収めた1トップが守備ブロックの外からシュートし逆転に成功。

松大のシュートはコースを突いてファー側のサイドネットに決まる

延長後半には中盤のボール奪取からのカウンターで独走した松大がGKとの1対1を決め突き放した。試合終了時には、選手達が倒れ込むほどに激しい110分だった。
準々決勝では後半終了即PK戦のレギュレーションで浅間をアップセットしたマツセロナだが、準決勝では延長戦があり、その追加20分で地力の差が出た。しかし、「今後のリーグ戦や総理大臣杯、インカレで上を目指すためにチームを作っていきますが、シーズン中でも(移籍ウィンドウが開いた時に)セカンドからトップへ引き抜くこともあり得る、とマツセロナの監督には伝えてあります」(齊藤監督)ということも、トップ昇格を狙う選手達のモチベーションに繋がっているように見受けられた。

松大がカウンターで追加点、3-1とする。

勝利した松本大トップはスーパーシードのAC長野パルセイロと対戦する。齊藤監督は「『J3のプロ相手に胸を借りる』というよりは、将来プロになることを目指している松本大の選手たちが『プロ相手に通用する』ところをどれだけ見せられるか。通用しなければ、その先は無い、という気概で挑みたい」と語った。
天皇杯予選の決勝戦は5月12日の13時から長野Uスタジアムで行われる。

更に、黄金週間中には全社の県予選も再開し、準々決勝と準決勝が行われた。

第55回全国社会人サッカー選手権長野県大会
○準々決勝 5月3日(祝)
於:松商学園総合グラウンド(セントラル開催)
●アルティスタ浅間7-0FCエクゼリンク松本 10:30KO
●リベルタス千曲FC0-3FCマツセロナ 13:00KO
於:アルウィン芝生(セントラル開催)
●アンテロープ塩尻3-1FC中野エスペランサ10:30KO
●FCアビエス0-6上田ジェンシャン 13:00KO

○準決勝 5月5日(日) 於:松本広域公園サッカー場(セントラル開催)
●アルティスタ浅間3-1FCマツセロナ 10:30KO
●アンテロープ塩尻0-4上田ジェンシャン 13:00KO

全社決勝戦は『浅間対上田』の東信対決。6月16日13:00KOで、アルウィン芝生にて行われる。

(文・写真/すぎほしりょう)

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