森マガ

日本代表合宿初日で記事にするにはちょっと短かった内容

本日からオーストリアで日本代表の合宿が始まりました。練習には間に合わない選手もいますが、それでも全員9日(現地時間)には集合する予定になっています。

 

心配なのは初招集の奥川雅也選手。クラブが金曜日に新型コロナウイルスの検査をしたところ、全員陰性だったのが日曜に国際試合に出る選手だけを検査すると6人に陽性反応が出たと発表しています。そのためチーム全員がPCR検査を受けており、奥川選手は9日には合流できないということでした。そしてそのまま代表合宿に参加できない可能性も出てきています。

 

さて、今日のオンライン取材で私が聞いて、森保一監督と川島永嗣選手に答えてもらった短いやり取りは次のとおり。森保監督には戦術のバリエーションを増やす時期ではないかと伺い、川島選手には、ヨーロッパでのアジア人排除の動きが報じられているが、どう感じながら過ごしているかと聞きました。

森保監督

「戦術の幅は常にオプションとして作って行きたいと思っているので、10月の活動も3バックであったり4バックであったりというのを試合の中で試したり、練習の中で少しでも共通認識を持ってもらうようにということで時間を使っています」

「ただし、戦術等のオプションを広げたいというのは持っていますが、大切なのは常に我々の戦いのベースの部分をどれだけしっかりいつも発揮できるかというのが大切だと考えています。代表は一度活動したら選手は所属チームに戻っていきますし、まずは戦術のギャップが所属チームと代表とではあると思いますので、毎回ベースの部分の確認をいかにできるかというので時間を使いながら、我々の戦いの幅を広げなければ行けないかと思っています」

 

川島選手

「フランスでもまた外出制限になって、自宅と練習場と試合会場しかでかけられないのでなんとも言えないのですが、僕自身はアジア人に対する何かを感じたことはないですね(笑)」

 

ということで、川島選手は差別されていないと聞いてホッとしました。

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