森マガ

10月10日 日本代表取材のこぼれ話・緊張感のあるオンライン取材

10日も午前中にオンライン記者会見があり、夕方からトレーニングが行われました。記者会見に登場したのは守田英正、オナイウ阿道、遠藤航、長友佑都の4選手。トレーニングは冒頭15分間だけが公開され、残りは非公開です。

守田はサウジアラビア戦の交代は、後半立ち上がりから準備していてちょうど交代するというタイミングで失点した、つまり失点で慌てて選手交代したという訳ではないということでした。その意味では非常に失点のタイミングが悪かったというのが分かります。

 

また、最初のプレーは左足でトラップしようとしたところが右足にあたってしまったミスだったけれども、緊張していたからではなかったということでした。それにしても守田に関しては珍しいミスがあのタイミングで出るというのがサウジアラビア戦でした。

 

オナイウは日本が3試合で1得点と苦しんでいる現状について、「全体的に相手のボックス内に入っていく場面が多くない」「シュートで終われるところで終わり切れないところがある」と分析。「クオリティはみんな持っているので、クオリティを発揮できるか、チャンスをモノにできるか、その回数を増やせるか」「簡単なミスをしない」「奪ったボールをいい攻撃につなげる」それを責任を持ってやりたいと語っていました。

 

遠藤は「個人的に迷いはない」と語りました。「大事なのはオプションや考え方や1人ひとりのやり方がある中で、それをいかにチームとして共通意識を持ってやるか。同じタイミングで動けるか」と、9日にチームメイトと話をしたと明かしていました。

 

長友の表情がこれほど固いインタビューを僕は見たことがありません。それが全てです。盟友の名前が出ても反応はほとんどありませんでした。そこに凄みも感じました。

【日本代表レポート】長友佑都が「下を向かずに前を向いて進みたい」と意気込み

 

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