森マガ

忘れられない「敗戦」を聞かせていただくシリーズの1回目を掲載していただきました

本日、「みんなのごはん」さんで記事を一本公開していただきました。これも記事を読んでくださっているみなさまと、サイトが再開するにあたってまた声をかけてくださった中の人、そしていつも厳しい叱咤激励を校正という形で行ってくれる両角光太郎さんのおかげです。本当にありがとうございます。

あの夜、僕は「ゾーン」に入っていた…澤登正朗が振り返る静岡サッカーが熱く燃えた日【ごはん、ときどきサッカー】

さて、今回からときどき新しいテーマ、「忘れられない敗戦」という内容のお話しも入れさせていただくことになりました。

これまで「みんなのごはん」さんではほとんど試合の話がない私の原稿でしたが、実は毎週サッカーの取材に行っておりまして、その試合のドラマを何とか書き残しておきたいと思っていました。

そして僕の心により深く刻み込まれてきたのは、チームの栄光よりも敗れた敗者の姿でした。 いろいろな選手にお話を伺っても「負けた試合のことをより覚えている」とおっしゃいます。そして勝敗を抜きにして心を揺さぶってくれる試合はたくさんあります。

それをお伝えできればと思います。そのためにこれまでと多少、文章のフォーマットも変えてみました。

もちろん!!!! メインテーマは「食」です!!!! そこだけは!! そこだけはお願いします!!

実はこの試合、僕はサッカー専門誌の清水担当として取材していました。報道であるかぎりは、冷静に、そして公平に見なければならないと思い、いろんな感情を押し殺しながら試合を見て、清水の敗戦が決まって取材現場まで歩いて行くところまでは、自分としてはしっかりできていたと思います。

ただ、そこに清水の広報の方がいて、お互いに抱き合ったときに彼が「悔しい」と肩をふるわせたとき、一瞬だけ僕も声が揺れてしまったと思います。澤登さんのお話を伺いながら、あの日のことを昨日のことのように思い出しました。

 

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