森マガ

日本代表取材のこぼれ話 08月02日・今日は質問が多すぎて

本日、森保一監督のオンライン囲み取材がありました。今日は挙手している人が多すぎて、2人ほど質問できない人が出ました。ただ面白いのは共同通信の方が最初で、朝日新聞の方が質問して森保監督が回答するとだいたい1時間という流れが出来上がっていて(今日は朝日新聞さんのあとにもう1人いましたが)、最初に流れを作ってくださる共同通信の方も、なぜか手を上げるとオーラス感半端ない朝日新聞の方と、そして質問すると必ず歴代監督を笑わせてきた夕刊フジの記者の方と、さすがだと思っていつも聞いています。

まずは私が質問した部分だけ抜き出しておきます。

——9月のヨーロッパ遠征は、もう組み合わせを確認するとかそういうことしか出来ないのでは? 9月の試合のコンセプトを教えてください

9月はワールドカップに向けてよりいい準備となる戦いをしたいと思いますし、また組み合わせを見る、より組み合わせやチームの連携連動のクオリティを上げるところは考えてチーム編成をしたいと思いますし、戦いに臨みたいと思います

——新型コロナウイルスやケガの影響で本番に急に使えない選手が出る可能性があると思うので、人数をたくさん連れていったほうがいいのでは?

まだ招集人数を決めていないが、コロナやケガでいろんな想定外のことが起きて、招集できる選手というものがそのときどきで変わってくる可能性がありますので、そこは想定外のことが起きても、それも想定内だと考えて対処したいと思います。

9月に多く人数を呼んで、誰か欠けても対処できるようにと言う準備はもちろんだと思いますが、すでに我々はこれまでの活動の中で多くの選手たちを招集させてもらって代表活動を経験してもらっていると思っていますし、最終予選に関してもコロナ禍で招集制限がある中で戦ってきました。常に何かアクシデントがある中でそれを乗り越えて勝っていかなければいけないというのは、これまでの戦いの中でも多々ありましたので、落ち着いて、そのときのベストの選択をして戦うことを持ち続けたいと思います。

選手たちには1回の活動で呼ばれた、呼ばれなかったと思うかもしれないが、我々はよりラージグループで全体的に日本人の力のある選手たちの把握をしながら毎回の招集をしているので、その中でそのときのベストということで招集されてもらい、短期間の準備期間の中で絵を持って活動できるようにしっかり準備をしていきたいと思います」

——森保監督の現役時代はミドルシュートがよかったと思うが、今の代表ではミドルシュートが少ない。ブラジル戦の田中碧ぐらい。ペナルティーエリアの外からのシュートは直接指導したほうがいいのでは?

あの、あの、そうですね、あの、そこは選手の判断にも任せたいと思いますけど、私が指導するというのは全体的にはしてるつもりなので、続けていきたいと思いますが、シュートチャンスを逃さないという部分ではペナルティーエリアの外付近のミドルシュートを狙えるところの得点の可能性を持ってシュートを打てる選手は何人もいますので、そこでより選手が思いきってシュートを狙えるように、意識を持てるように働きかけはしていきたいと思います。

(自分が教えるのは)逆効果になると思います。ビデオは決まったシーンだけですけど、宝くじみたいなシュートを打って入ってました

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