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【ニュース】NAGASAKI型モデル第3弾海外戦略への追い風!長崎外国語大学と提携。

1月27日、長崎市の長崎外国語大学で「一般社団法人 V.V.NAGASAKIスポーツクラブ」と「長崎外国語大学」の業務提携発表記者会見が行われた。

V.V.NAGASAKIスポーツクラブは、以前から教育機関とJリーグクラブの連携(NAGASAKI型モデル)構築を進めており、提携先の長崎外国語大学は、学校法人鎮西学院、精道三川台中学高等学校に続く3校目となる。

提携の具体的な内容については、今後、協議される予定だが、海外戦略を進めるクラブと、スポーツを通じた国際交流へ積極的な長崎外国語大学との結びつきは、双方に様々な波及効果を生み出しそうだ。

会見で、学校法人長崎学院長崎外国語大学の石川昭仁学長は、
「V・ファーレン長崎と提携を結ぶことができ、大変嬉しく思います。長崎外国語大学として、今回の提携を機に、より一層、地域やチームの国際化の力になりたいと思っております。V・ファーレンのVにはVARIEDADE(多様性)の意味も込められているということで、これは、本学のヴィジョンとも共通するものです。今後は、共に地域の発展に寄与していきたいと思っております」とコメント。
株式会社V・ファーレン長崎の服部順一ゼネラルマネージャーも「いつか長崎外国語大学とクラブとして提携できる機会があればと思っていました。今回、歩み寄っていただく形でお話できたことは、大変ありがたく、同時に嬉しく思います。今回の提携で、今まで国際戦略を進める上でクラブ足りなかったノウハウや経験を、補うことができるようなったと確信しております。サッカークラブが今後も存続していくには、海外へ扉を開き、出て行く、そして受け入れるということが大事になります。その展望が見えてきた気がします」と提携の意義を語った。

会見後の質疑応答では、「エリートU-18(仮称)」、「U-24」、「女子チーム」について、服部GMより「女子チームは今年から準備へむけて取りかかりたい。U-24はアマチュアチームとして、今年の国体の出場できるようにしていきたい。エリートU-18(仮称)については、あり方も含めて現在、構想中」と、クラブで計画中のチームについての言及があり、石川学長からは「クラブが計画中の海外戦略への通訳派遣や交流への協力、施設への提供も検討していきたい」と提携プランが語られた。

V・ファーレン長崎は今後も多くの教育機関との提携を進めていく予定だ。

reported by 藤原裕久

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