長崎サッカーマガジン「ViSta」

【クラブレポート】岐阜戦でのハットトリックと思わぬ再会。


先日行われたJ2第16節のFC岐阜戦で、プロ初となるハットトリックを達成した永井龍。試合後、主審に元へ駆け寄り、ハットトリックの記念にボールを受け取る姿をテレビ中継で見た人も多いだろう。ハットトリックを達成した選手がマッチボールをもらえるのは、欧州リーグなどでもお馴染みの光景だが、永井の場合は、尊敬する播戸竜二(現大宮アルディージャ)がハットトリックを達成した時にボールをもらっているのを見て知ったという。

「自分もハットトリック達成したらもらおうと思っていた」ということで、試合後のジャレッド ジレット主審にもらいにいったのだが、オーストラリア人ののジレット主審は、永井が2012年から2014年の間、オーストラリアの「パース・グローリーFC(オーストラリアン・ナショナルサッカーリーグ)」所属時に何度か試合で笛を吹いたことのある審判だったそうである。「僕は覚えていたんで、俺のことわかる?って聞いたら、「パースのリョーだろ」って向こうも覚えてくれてたみたいです」。

思わぬ再会とハットトリック、どちらも永井にとって良いサプライズとなったようだ。

reported by 藤原裕久

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