長崎サッカーマガジン「ViSta」

【富澤雅也 ショートインタビュー】先を見据えて、チャンスに備える


GKというのはサッカー選手の中でも最も特殊なポジションである。手を使うといった点は無論のこと、どんなシステム下でも出場できるのは1人で、他のポジションへのコンバートもない。ミスはそのまま失点として結果になるが、ファインセーブは数字として表われることもない。それだけ特殊であるために、故障以外の理由ではシーズン中に頻繁にレギュラーが変わることもない。だからこそ、トレーニングが最も重要になるポジションとも言える。そんな中、今季、法政大から加入した富澤雅也も、トレーニングに明け暮れる日々を送っている。そんな彼に現在の心境を聞いてみた。
———————
■プレーを選択する幅は確実に広がったと思っています
Q:大学時代と比べて、プロになって一番違いを感じることは?
たくさんあるんですが、1番はスピードですね。ボールのスピード、判断のスピード・・その辺は大学生の頃に比べると全然違うなと感じています。

Q:プロになったことで自分のプラスとなったのはどんな点ですか?
開幕前から4月頃までずっとけがをしてしまって、自分の考えていたイメージ通りにやれたという感じではないんですけれど、逆にいろんなものと向き合う時間を作れたんじゃないかとも思っています。自分の短所とも向き合えたし、チームを客観的に見ることもできた。自分の中では、良い時間というか・・プラスアルファにはなったと思っています。

(残り 1343文字/全文: 1941文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ