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【クラブレポート】ロンドン五輪胴メダリスト 早川漣選手、V・ファーレン長崎アーチェリー選手に!


先月、一般社団法人V.V.NAGASAKIスポーツクラブは、早川 漣(はやかわ れん)選手(2012 ロンドンオリンピック アーチェリー競技銅メダリスト)が、V・ファーレン長崎アーチェリー選手として活動することを発表した。

会見には、早川選手に加えて、株式会社チョープロ/長崎地域電力株式会社の荒木健治 代表取締役社長、長崎国際大学の金相勲(キムサンフン)アーチェリーコーチ、一般社団法人V.V.NAGASAKIスポーツクラブ代表理事で、株式会社V・ファーレン長崎取締役の服部順一GMが出席。

会見の冒頭で株式会社チョープロの荒木代表取締役は、早川選手の加入について
「V・ファーレン長崎の支援以外にもアマチュアスポーツにも力を入れている中で、早川さんが所属先を探しているという話を知り、今後の国体へむけた県のスポーツ全体を考えた時に、V.V.NAGASAKIスポーツクラブにお迎えしたいという思いました。彼女の実力なら、東京五輪を目指すだけの力はあると思うし、長崎で次世代の選手を育てていくためにも服部順一代表理事と相談して、彼女に社団に来ていただこうという話になりました」
と経緯を説明。

肩の故障により、競技の第一線から退いていた早川選手も
「昨年の長崎国体後にいろんなことを考える中で、長崎ではこれ以上現役続行は難しいと感じていたのですが、1年も競技を休んでいた私に、荒木社長、服部代表理事に声をかけていただきました。お二人とお話をさせていただく中で、「スポーツについてこんなに広い視野や発想で見てくれる方たちがいるんだ」と驚き、、もう一度、競技を続けてオリンピックを目指してみようという気持ちになりました。今後は競技者としてだけではなく、子供たちへの指導なども頑張っていきたいと思います」と加入にいたった気持ちが語られた。

早川選手は今後、株式会社チョープロに所属しながら、V・ファーレン長崎アーチェリー選手として活動していく予定で、会見では「やるからには五輪でメダルを取りたい」と東京オリンピックへの抱負を語った。

写真のユニフォームは、実際に早川選手が公式戦で着用予定のV.V.NAGASKIスポーツクラブのアーチェリーユニフォーム。

reported by 藤原裕久

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