長崎サッカーマガジン「ViSta」

取材おことわり解除のご報告

本年2月末日に、V・ファーレン長崎より通告された「3月1日からのトップチーム及びアカデミーの取材おことわり」の件について、これまで解除をお願いして参りましたが、先日、クラブより丁寧に対応をしていただき、7月3日付をもって「取材おことわり」が解除されることとなりました。シーズン中の運営引き継ぎ、体制変更という大変な時期にもかかわらず、対応いただいたクラブのご厚情に深く感謝申し上げます。

同時に取材おことわりの解除へむけて、さまざまに働きかけてくださった関係者の皆さま、署名活動等を行なってくださったサポーターの方々、心が折れそうになる中で、励ましや助言をくださった元所属選手、元スタッフなど、多くの皆さまには、感謝の言葉をどれほど重ねても上手く気持ちを伝えることができません。また取材禁止となり「ViSta」の休刊や廃刊も検討しなければならない中で、多くの方が購読を継続していただいたことは、本当に力強く、ありがたく、私にライターを続ける勇気を与えてくれるものでした。重ねて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

今回の件や、それに至る一連の経緯における、自分の記事・取材・姿勢につきましては、今も後悔はしておりませんし、今後もメディアとしての信念がブレることはございません。しかし、多くの方にご迷惑をかけたことへの真摯な反省や、もっと他に良いやり方があったのではないかと自答することを忘れずに、今後に生かしていきたいと考えております。その上で、クラブ・フットボール・スタジアム・アスリートの魅力を発信していくことで、支えてくださった皆さまへのご恩返しとしていきたいと思います。

4ヶ月に及ぶ取材おことわりということで、ライターとしての信頼はリセットされたと思いますし、全ての媒体に復帰できるかは分かりません。しかし、取材お断り期間中も、チームを追いかけること、見続けることは欠かさずに続けて参りました。もちろん書くことへの情熱も衰えておりません。今後もより良い記事を書いていけるように頑張っていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

2017年7月4日 スポーツライター 藤原裕久

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