長崎サッカーマガジン「ViSta」

J2第28節 長崎対福岡戦レポート ~アウェイの地で、耐えて勝ち取った勝点3~

■2017明治安田生命J2リーグ第28節
8月16日(金)福岡 0-1 長崎(19:03KICK OFF/レベスタ/13,481人)
得点者:45’オウンゴール(長崎)
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長崎はコンディションを考慮してCBの左にDF北谷史孝ではなく、DF田上大地をリーグ戦では20試合ぶりとなるスタメン起用し、ボランチには田代真一を配した3-4-2-1。ホームで迎え撃つ福岡はスタンダードな4バックのシステムを採用。


立ち上がり、FWウェリントン・ジウシーニョ・石津大介らの早さと強さを生かして攻め込む福岡の前に、前半20分頃まで長崎は耐える展開が続く。だが苦しい時間帯を体を張った守りでしのぎきると、攻守が切り替わるタイミングを狙って相手の背後を狙い徐々に反撃を開始。ダービーらしいガツガツとした当たりが随所に見られる中で、35分頃から動きが落ちた福岡に対して、走力を生かして攻める長崎は、45分にMF島田讓の右CKから福岡のオウンゴールで先制点を奪うことに成功する。

ホームで負けられない福岡は、後半に入ると再び個を生かして攻勢に立とうとするが、長崎も球際に粘りを見せ容易にシュートを打たせない。福岡は60分にFW中川輝人、70分に坂田大輔と相次いでFWを投入して攻めていくが、長崎はGK増田琢也・DF髙杉亮太・乾大知らを中心に集中を切らさず守っていく。再三に渡って福岡の攻撃を受ける長崎だが、最後まで堅守は崩れることなく1点を守りきり勝利した。

○高木琢也監督コメント
「アウェイだが多くのサポーターの声援があって勝利できた。

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