長崎サッカーマガジン「ViSta」

J2第41節 長崎vs讃岐レポート~宿願成就!ホーム最多のサポーターの前でJ1昇格を決める!~

■2017明治安田生命J2リーグ第41節
11月11日(土)長崎 3-1 讃岐(19:03KICK OFF/トラスタ/22,407人)
得点者:27’乾大知(長崎)62’木島徹也(讃岐)73’前田悠佑(長崎)82’翁長聖(長崎)
———–

今季最多、クラブ歴代最多となる22,407人のサポーターが詰めかけたJ2第41節のカマタマーレ讃岐戦で、V・ファーレン長崎は3-1で讃岐に勝利。ホーム最終戦前に行なわれたゲームでアビスパ福岡が松本山雅FCと引き分け、名古屋グランパスがジェフユナイテッド千葉に敗れたため、V・ファーレン長崎の長崎はクラブ創設13年目、Jリーグ参入5年目でのJ1昇格を達成した。

DF李栄直を代表選出、MF仲間隼人を累積による出場停止で欠く讃岐は、前節からスタメンを4人入れ替えての4-4-2、対する長崎はMF幸野志有人に代えてMF吉岡雅和をシャドーに起用した3-4-2-1でキックオフ。序盤から、長いボールを使ったカウンターを徹底する讃岐に対して、長崎は縦に早い攻撃で対抗する展開が続く。昇格を目前に普段通りの戦い方をしたい長崎と、残留を第一として結果にこだわる戦いを見せる讃岐という構図の中、先制点を奪ったのはホームの長崎。27分、MF飯尾竜太朗が右サイドから送ったクロスを、ゴール前へ詰めていたDF乾大知が体で押し込み1-0。その後も長崎が追加点を狙っていくもののフィニッシュの精度を欠き追加点が奪えずにいると、62分に讃岐のFW木島徹也にゴールを許し同点とされてしまう。だが長崎にはこの男がいた。75分、ゴール前でMF中村慶太が競り合ってこぼれたボールを、MF前田悠佑が流し込み、2015シーズン以来となるJリーグ通算2点目となるゴールで長崎が勝ち越しに成功。さらに82分、途中出場の碓井鉄平のクロスをMF翁長聖がシュートして3-1と完全に勝負を決めて試合は終了した。

【高木琢也監督コメント】

「今季の目標達成ができてホッとしています。ゲームについては、簡単に勝たせてくれない相手から先制点を取ることができて、同点に追いつかれた中で・・僕の出方が遅かった部分はありますが、チームの力を出せて逆転できました。ゲームに出場できた選手、できなかった選手がいる中で、一つになって戦えることが我々の良さなんですが、そこを見せてくれたと思います」

(残り 1233文字/全文: 2212文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ