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【トピックス】木村裕・吉岡雅和がカターレ富山への期限付き移籍

19日、V・ファーレン長崎は、FW木村裕、MF吉岡雅和がJ3のカターレ富山へ育成型期限付き移籍(*1)したことを発表した。


FW木村裕は2015年に柏レイソルから期限付き移籍で加入し、昨季から完全移籍で加入。MF吉岡雅和は昨季に駒澤大学より加入。2人ともレギュラーではなかったものの、貴重な戦力としてチームに貢献していたが、木村はシステムとの兼ね合いで出場機会が限られ、吉岡は昨季終了後から度重なる体調不良や故障により、なかなかJ1を戦うチームへ合流することができずにいた。ルヴァン杯を敗退し所属選手過多の状態となった中、チームは若手の出場機会を増やせる移籍として、今回の移籍を検討していた。

移籍先であるJ3のカターレ富山は、現在リーグ14位。5月から2015-2016シーズンまで長崎でヘッドコーチを務めた安達亮氏が監督に就任し、上位への巻き返しを狙っている。長崎と同じ3-4-2-1システムを採用する富山で、木村・吉岡が機能する可能性は高いと見られている。

(*1)育成型期限付き移籍
本来、選手の移籍は年2回の登録ウインドー期間以外は行えないが、18歳から23歳の選手が下位カテゴリのクラブへ移籍する場合に限り、ウインドー期間外でも移籍を可能とする制度。

reported by 藤原裕久

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