長崎サッカーマガジン「ViSta」

【連続企画】ORIGIN~選手の原点を探る~第11回DF田上大地~大学で日本一を3度取った男が知った充実感~

毎年、多くの選手がデビューし、同時にピッチを去って行くプロの世界。成功するのは、ほんの一握りという過酷な世界に、彼らはなぜ踏み出したのか?V・ファーレン長崎に所属する選手たちが、いかにサッカーと出会い、なぜサッカーを好きになったのか、その[ORIGIN(オリジン:起源、発端、源泉、源、原因、原点]に迫る連続企画第11回。今回は、ベテラン揃いのDF陣で奮闘が光るDF田上大地の[ORIGIN]に迫ります。

-田上選手の中で、サッカーボールにふれた一番古い記憶は何ですか?
なんだろう・・・。う~ん、幼稚園でしょうね。本当によく憶えていないんですけど、たぶん、サッカー教室とかじゃなくて、幼稚園の遊びの中でやっていたのが一番最初の記憶だと思います。

-そうやってボールを蹴り始めた田上選手が、プロになろうと思うほどサッカーを好きになったのは、何かキッカケがあったんですか?
実際にやって楽しかったからっていうのはあるんですけど、よりサッカーの楽しさみたいなのを感じたのは、地域のトレセン(ナショナルトレーニング制度:各地域・チームから子供を選抜して地域単位で個別指導をするJFAの制度)での経験ですね。トレセンのチームが凄く強かったんですよ。そこで技術的なことも憶えたし、試合でも勝つし、それまでの遊びとは違う楽しさを覚えましたね。

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