【全国高校サッカー選手権 長崎県大会決勝 レポート】2度目の全国を狙った南山を長崎総科大附属が破り全国への出場権を獲得!
11日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で全国高校サッカー選手権 長崎県大会決勝が行なわれ、長崎総合科学大学附属高校が、3年ぶり2度目の優勝を狙う長崎南山高校を破り3年連続6度目の全国大会出場を決定した。
試合は序盤からペースを掴んだ長崎総科大附属が南山を攻める形でスタート。19分にMF鈴木冬一のミドルシュートで先制した長崎総科大附属は、そのMF鈴木のクロスからMF千葉翼がヘディングを決めて2-0。その後は南山もGK緒方大輝らを中心に粘り強い守備を見せるものの、65分にMF鈴木のFKからFW篠田翔太がヘディングを合わせて3-0。今季は新人戦にこそ優勝したものの、高総体県予選では初戦敗退、プリンスリーグでも苦戦が続いていた長崎総科大附属が南山をシュート1本に抑える快勝で優勝を決めた。
○小嶺忠敏監督コメント(長崎総科大附属高校)
「今年のチームはプリンスリーグでも勝てずに、どうなることかと思っていたが、選手たちが頑張ってくれた。これまでやってきたことがピッチで出せるかどうかが大事、そういう姿勢で戦った。全国の壁は簡単に突破できるものではない。あとどれくらい選手たちが成長してくれるか。全国で戦えるチームになることを願うし、そうなることを期待したい」
○鈴木冬一選手コメント(長崎総科大附属高校)
「相手のセットプレーやロングボールを警戒して、ストロングを出させないことが、このゲームでの課題でした。危ないシーンもあったので満足はしていないが、胸を張って全国へ挑みたい」
○千葉翼選手コメント(長崎総科大附属高校)
「(ゴールを)決めたいという気持ちでやりました。(鈴木)冬一さんから良いボールが入ってきたので、自分はそのボールを決めるだけという感じでした」
○村里英樹監督コメント(長崎南山高校監督)
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「大会前は決勝戦まで出てこれるようなチームではなかったんですが、この1ヶ月、2ヶ月前くらいから成長して、大会に入ってからも凄く進化してくれました。最後はちょっと力が及ばなかったんですが、彼らなりに力を出しきってくれた大会だと思っています」
reported by 藤原裕久