長崎サッカーマガジン「ViSta」

【コラム】V・ファーレン長崎の拠点整備構想と移転の可能性 その1~拠点整備を巡るV・ファーレンと諫早市の動き~

V・ファーレン長崎の次期監督としての手倉森誠氏が就任することが発表された7日、同時にクラブから「今後のクラブ環境改革の取り組み」についての記者発表が行なわれた。発表された内容の中心は、「育成・強化の充実を目的にトップチーム・アカデミーチームの拠点を整備するため「拠点の候補地を県内21市町村から公募する」というもので、ホームタウンの中でも事実上の中核都市であった諫早市から移転の可能性も示すものだった。

『水面下で計画されてきた拠点構想』

クラブがトップチーム・アカデミーチームの拠点整備を検討し始めたのは、クラブの運営を引き継いだ昨シーズンから。拠点構想の規模や方針は次期によって変わっていったが、諫早市サッカー場に隣接し、複数のピッチとトップチーム・アカデミーチームの寮を兼ねたクラブハウスという点は共通している。

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