長崎サッカーマガジン「ViSta」

【サポーターが感じた今季のV・ファーレン】第2回 「チームは私たちにとって宝。私たちが何かを託すとすれば、選手や監督に託したい」~ 地元にJリーグクラブがある意味、その関係を考える「ひらの けいこ」さん~

「ひらのけいこ」さんがV・ファーレン長崎の後援会に入ったのは、まだクラブがJFLに所属していた2012年。「長崎のサッカーチームがJリーグ入りを目指すならちょっとサポートするかな」という気持ちからだったという。もともとサッカー好きだったひらのさんは、以来、地元にJリーグクラブがあることの意味を考えながら、チームの戦いをバックスタンドの2階から見つめてきた。

初のJ1を戦った今季、「何としてでもしぶとくJ1に居座ってもらいたい」と思いながら応援していたひらのさんだが、チームについて「一番下から上がってきたチーム。チームとしても頑張っていると思う。ベタベタに引くのではなく、自分らで仕掛けようとしている」と高く評価している。ひらのさんに、話を聞かせてもらったのはまだ9月末で、その後にチームはJ2降格が決定してしまったのだが、その後も言動を見てもひらのさんのチームに対する評価に変化は感じられない。そして、その評価はクラブの集客面でも同様だ。長崎の土地柄とJクラブとしての歴史の短さを考えれば、1万人ちょっとの集客数が普通にできているのであれば、それ以上を今は望むつもりはない。現実的に今集客できる人数としては許容範囲だとも思っている。

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