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【アカデミーレポート】プリンスリーグ九州第4節vs筑陽学園レポート~二点のリードを追いつかれるも、長尾のゴールで勝ち越す~

29日、長崎市の「長崎県体育協会人工芝グラウンド」で行なわれた「プリンスリーグ九州2019」第4節で、筑陽学園と対戦したV・ファーレン長崎U-18は3-2で勝利し、リーグ3戦(第3節は6月29日開催)での成績を2勝1分けとした。

雨の中で行なわれた筑陽戦で、立ち上がりにやや押された感のあったV・VN長崎U-18だが、筑陽の強めの当たりに馴れた15分過ぎからはボールを持って試合を展開。サイドを広く使った攻撃で16分に福島大空が先制ゴールを決めると、30分にはゴール前のFKから浦道翔が直接決めて追加点。しかし前半のアディショナルタイムに失点すると、後半は選手を入替えてきた筑陽への対応が遅れ、59分にも失点。筑陽の追い上げに2-2とされたV・V長崎U-18だったが、66分に長尾泰成が逆転ゴールを決めて勝ち越しに成功。試合はそのまま3-2で終了した。

<V・ファーレン長崎U-18 北内耕成 監督>
「何とか勝てたことは良かったですね。前半に二点取れたことは大きかったと思います。でも前半の終了間際に1点を返されてしまって、ハーフタイムに切り替えていこうと話をしたんですけど、追加点を取られてしまいました。ただ何があっても慌ててはいけないというところで、選手たちは冷静に最後まで戦ってくれたと思います。前半みたいに相手を見てボールを動かしていければ、後半に相手がプレッシャーを強めてきても充分にやれたと思いますが、まだ相手の勢いに押されたり、自信のないプレーが出てしまって、後半はやられる場面が多かったですね」

「今季も出来るだけ上を目指して戦っているんですが、まずは一つ一つを大事にしていけば必ず結果はついてくると選手たちには話しています。次は同じ長崎県のチームである創成館高校との試合ですが、やるべきことは自分たちのサッカー。相手を見て、どう動かしていくのかというところで上回っていきたいと思います」


reported by 藤原裕久

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