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【無料記事】第30回長崎県サッカー選手権 決勝戦 長崎総科大vs.MD長崎 両チーム監督 試合後コメント

○MD長崎 安武亮 選手兼監督 試合後コメント

「去年(県選手権の決勝で)負けて、今年は練習を週1から週2に増やして・・みんな働きながらプレーしているので集まれないことも多いんですけど、大会前にはみんなも集まってくれたし、凄く気合いを入れて試合に挑めたと思います。ゲームプランとしては、後半にはどうしても動きが落ちるんで、前半に1点を取っておきたいというのがあったんですが、前半に2失点してしまって「足がつってもいいから、後半はガンガンにいこう」と話して、いい意味で吹っ切れたのが良かったんだと思います」

「過去2回、天皇杯に出て、大分トリニータや松本山雅SCといったチームと対戦できて凄く良い経験をさせてもらってるんで、今年もその舞台に立ちたかったです。その想いは僕だけじゃなく、みんな本当に強かったと思います。格上のカテゴリと試合ができる機会が滅多にないんで、天皇杯は僕たちにとって凄く刺激を与えてくれる楽しみな大会ですから(笑)。1回戦へ向けて、またここから次の試合へ向けた分析をしなきゃいけないんですけど、自分たちのサッカーができるように準備していきたいです。もっと運動量も増やして、完成形に近づけていきたい。また一から頑張っていきたいと思います。」


○長崎総合科学大学 八戸寿憲 監督 試合後コメント
「去年、九州大学1部リーグで戦っているのにあれだけやられるっていうのは、どこかに欠点があるということ。ハードワークできなかったというか、前半と後半で選手の動きがだいぶ変わってしまったと思います。そこがフィジカル的なものなのか精神的なところなのか・・ただ、試合が終わって足がつっている選手がいるというわけでもないし、精神的な部分が大きかったのかなと。あれだけセットプレーでやられるとキツイですね。DFラインが少し急造なところはあったんですけど、それでもやれたはずだと思うし、厳しさが少し足りなかったように感じました」

「相手がこの試合に賭けてきていたのに対して、選手たちが少し甘くみたような雰囲気があったのかもしれない。これから先の彼らの成長を考えると、やられ方としては良い勉強になったと思います。来月からまた大学リーグが始まるので、そこでどう修正していくかですね。今日のようなゲームをやるのであれば、戦える選手でチームを再編成することも考えなければいけないと思いました」

reported by 藤原裕久

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