【J2第15節:長崎vs徳島】レビュー ~長崎が徳島の攻撃を耐えて3連勝を飾る。光る呉屋の得点力~
▼『勝利のために割り切った長崎』
シュート数は長崎の5本に対して徳島が18本。ボール支配率でも徳島が70%弱で、決定機の数でも徳島の方が上だった。徳島のリカルド・ロドリゲス監督が「ここまでのシーズンで一番良い試合ができた」とコメントしたとおり、試合内容で言えば徳島優位のゲームと言っていいだろう。
それでも勝ったのは長崎だった。
勝利の理由を端的に言うならば、チャンスをゴールへ結びつけるフィニッシャーがいなかった徳島に対して、長崎には呉屋大翔というストライカーがいたこと、そして、割り切って守りに徹したこととなるだろう。
「これで良いのかと言われたら俺は良いとは思わない」と玉田圭司が語ったとおり、勝ち方としては決して本意なものではなかったが、勝利という結果を手にして連勝の流れを途切れさせないことに成功したゲームだったことは間違いない。
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