長崎サッカーマガジン「ViSta」

【コラム】~4年目に掴んだポジション。富澤雅也の歩む道~

富澤雅也が着実な台頭を見せている。

2016年に法政大学から加入した富澤が、3年目の昨季を終了した時点で出場した公式戦は天皇杯2回戦の1試合のみ。今季に入っても出場はルヴァン杯のみ・・・に限定されると思われていた。

だが5月19日のJ2第14節でツエーゲン金沢戦でファーストGKの徳重健太が負傷し、交代出場で初めてリーグ戦のピッチに立った富澤は、続くルヴァン杯グループステージ最終節ではグループステージ突破に貢献する。J1の横浜FマリノスにPKストップと20本のシュートを打たれながらも1失点で抑え込むプレーを披露した上でのことだった。直後の第15節では徳島ヴォルティスを相手にクリーンシートを達成し、そのプレーで15節のDAZNのJ2ベストプレーヤー(GK)の一人にも選ばれた。

わずか7日で一気に評価を高めた富澤だが、この活躍に予感めいたものを持っていた者がいる。それが三好毅典GKコーチだ。今季の開幕前、そして開幕後も三好GKコーチはこうコメントしている。

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