長崎サッカーマガジン「ViSta」

【トピックス】手倉森誠監督の2試合ベンチ入り停止に対するクラブの見解

15日にJリーグより発表された「手倉森誠監督の2試合ベンチ入り停止処分」について、同日に行われた監督囲み取材の冒頭で、クラブより処分について説明がなされた。

処分理由はJ2第27節(FC琉球戦)の試合後フラッシュインタビューなどでの、判定に関する発言内容に関するもの。手倉森誠監督が東京入りしてのヒアリングを行なった上で、Jリーグ規律委員会が、J2第28節(8月17日 柏レイソル戦)、J2第29節(8月24日 レノファ山口戦)でのベンチ入り停止処分を決定した。

クラブは、処分理由となった発言については、あくまで長崎・Jリーグ・日本サッカー界のレベルアップを願う気持ちからの発言であり、審判についての言及があったものの、あくまでもサッカーをレベルアップさせる意図の発言で、個人攻撃などの意図が全く無かったと判断。Jリーグにもそう説明した上で、Jリーグ側の処分を粛々と受け入れるという。

ベンチ入り停止処分期間中、手倉森監督は公式戦においてスタンドからの観戦は可能だが、ベンチ・ロッカールームなどへの立ち入りも停止となり、試合中の選手に直接指導することはできないという。代わってベンチに入る監督代行に関しては、S級ライセンスを保持していなくても問題がないということで、試合までにチーム内で協議して決める方針だという。

reported by 藤原裕久

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