長崎サッカーマガジン「ViSta」

【ショートインタビュー】大本祐槻 ~失意から掴んだプロとしての再起~ 「試合への責任感が強くなった一年間だった。みんなが連れてきてくれた天皇杯。日本一になりたい」

天皇杯準決勝へ向けたトレーニングで大本祐槻が目立っている。鋭い動き出し、スピード、走力、積極性・・、それはまるで『左足関節後果骨折』で欠場していた時間を取り戻そうとするかのようだ。サッカーができない時間の中で、試合に出られない悔しさと、サッカーができる幸せ知ったという大本に、けがで欠場していたときのことや、天皇杯準決勝へむけた思いを聞いた。

-けがはもう完調と言っていいんでしょうか?

「そうですね。けがをする前とは違う感じが少しありますが、骨折したことのある人たちに聞いたら、そういう感じは必ず残るらしいのでそれは受け入れています。手術なしでもこの程度で済んでいるわけだし、もっと重い骨折をしてもやれている選手だっているので、これで沈むようじゃダメだと思っています。ただ練習前後の準備やケアは、確実に変りましたよ。それまでの、練習場に来ていっぱいサッカーして、帰って休んで、また翌日にいっぱいサッカーするみたいな生活から、よりサッカー選手らしくなったかなと(笑)。より成長することも考えるようになりましたね」

(残り 1338文字/全文: 1792文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ