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【アカデミーレポート 】小嶺忠敏監督(長崎総合科学大学附属高校)の選手権へのコメント。「今の力を最大限いかす戦い方をやらないと。どのチームにもチャンスはあるし、ピンチもある」

7度目の全国高校サッカー選手権に挑む長崎総合科学大学附属高校サッカー部を率いる高校サッカー界の重鎮、小嶺忠敏監督。12月初旬、小嶺監督がメディアの取材に応えて選手県への抱負を語った。

(選手権出場について)
「余り期待できないよ(笑)。私は今年で51年目の指導者人生で、指導者を始めてちょうど10年目にインターハイで全国優勝を初めて経験したんだけど、そこからこれまでのチームの中でもレベル的には『史上最悪』(笑)。彼らにもいつもそう言っているんです(笑)。だから今年のチームには、いろんな面で今までの倍以上は神経を使ってきたよ。もし放置していたら技術的にも、メンタル的にも崩壊していたかもしれない。だから今年は、早朝トレーニングをほとんど欠かさなかった。それがやっとここまで(選手権出場)まで来たかという思いだね」

(今年のチームについて)
「県の新人戦で敗れ、インターハイでも全国に行けず、プリンスリーグ九州でも負けが続いた。9月くらいからかな、ちょっと上昇気味になったのは。それまで手をかけて(指導して)、チームがある程度のレベルになったときに、選手権の県予選が始まって、何とか乗り切ることができた。だから正直に言うと、余り力がないので、みなさんの期待に添えるのかな・・という気持ちです(笑)」

(チームの成長について)
「今までのチームは、誰かに指導をすると、他の選手もそのときの話を聞いたりしていたんだよね。でも今年のチームはそれがなかった。そういう選手は起用できないから、レギュラーから外していって、新人戦の頃のレギュラーは今では8人くらいが入れ替わっている。それで一度外されて、そこから復活した者もいる。そこは教育者冥利に尽きるところだけどね。そんなふうに粘りと忍耐が必要でしたよ」

(選手権で目指す戦いについて)
「今のチームは頑張って頑張って、その上での出場だから。伸びきったゴムと同じようなものなので、無理して切れてしまわないようにしなければ(笑)。これ以上というのは難しいと思うから、今の力を最大限いかす戦い方をやらないと。それができれば良いと思いますよ」

(初戦の相手である丸岡高校(福井県代表)戦について)
「まったくの白紙。どこが相手でも一緒。一つ一つ全力で戦うだけ。上から見下ろして戦えるようなチームじゃない。良いチームがコロッと負けたりすることが、ここ数年は多い。どのチームにもチャンスはあるし、ピンチもある。欲は言えないよ(笑)。全国で全力を出して戦えれば良い。色気を出さずに、やれる雰囲気を持って全国へ臨みたいと思います」

reported by 藤原裕久

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